2017年4月3日月曜日

Text-Revolutions5参加報告

こんにちは。
先日はテキレボ5に参加してきました!
1枚も写真撮ってなかった。まだ荷解きもしてないので戦利品も同じく……。
(段ボール開けるタイミング逃したし、もはやこのまま文フリに送りたい。あばー)

ちゃんと早起きしたはずなのにサークル入場時間に間に合わず、なんだかがちゃがちゃと設営していました。どうして間に合わなかったんだろうな。
ぼんやりまったり過ごそうと思っていましたが結局買い物に立ちまくった。あんまりかうつもりなかったのにいっぱい買ってた。積読がすごいです。この過ち(?)は文フリでは繰り返さないぞ。



◎今回から代行がスタッフによるピックアップ形式じゃなくなりましたね。
ひとりサークルではありますが、わりとひょいひょい席を立つ身としては特に問題ありませんでした。しかし封筒の中に入っていたシールに気がつかず、一度戻った。うう。
代行は『病める白百合』を数冊注文いただいたようで、無事にお届けすることができたと思います。しかし代行の品を持っていくのが13時までだとなかなか判断に困ることもあるだろうなァとは思います。わたしは在庫どばっと持ってくタイプですが、そうじゃないかたは13時までに全部持っていったら机上が空くかも……とかなったりするのかな?
どちらにせよ事前に通知はあるので、搬入数に迷うことはないのかも?
とにかく、ご注文ありがとうございました!

◎委託が入り口にあってびっくりしました。なるほど。
午後にふらふらしてたらちらほらと売り切れが出てて、ほっこりしました。委託で売り切れっていいよね。
しかし本部が狭くて大変そうだったような……?
お買い物チケットの換金とか、委託のお会計とか、やっぱり並びますよね。

◎後片付けはいつもながら若干モヤる。
仕方ないとは思うのですが、閉会から後片付け・懇親会の流れに普通に一時間半くらいかかるので手持ち無沙汰……と思っていると手が空いている人は手伝って→(机やいすを乗せる台車がこないので)はいストップ―→手伝ってー→はいストップ―ってなってると地味に帰りたくなります。
とはいえ前回同様公式打ち上げに参加しているので、手伝ったり待ったりましたー。
あと飲み物はいっぱいあるのに紙コップがなくてちょっとあわれだった……。

◎懇親会、じゃんけん大会おもしろかったです。負けたけど。

◎企画、今回はどれも参加しませんでしたけど、翻訳こんにゃく?楽しそうだったな。
あと相変わらずポスカラリーはすごいですね! おじコレは申込がメールだからあとでやろうあとでやろうと思ううちに締め切りを迎えた。(でも参加しようと思っていた『&Blue』は完売しました。ありがとうございます!)
センスがないので300字SSに地味に怖気づいてしまうんですよね。一枚のポストカードとして魅力的なものを作るの、ちょうむずかしそう。自分が欲しいものが作れそうにないので見送りがちです。

◎みなさん、お菓子をくださってありがとうございました……!
へらへらしてたけどすごい嬉しかったです。やっぱりイベントでは、挨拶できてよかったー、感想伝えられてよかったーって思います。ネットでも感想書くし、現実では超面白かったでーすへへへーくらいしか言えないんですけど、それでも言いたいというか、言いたかった! わーい。そして方々の新刊をげっとしたぞ。

◎頒布成果
最近Twitterの運営をクソさぼってるもありそうですが、全体的にはまずまずといったところでしょうか。とはいえ今回は落山の既刊『ラプラスの新悲劇』と『&Blue』が完売したので、嬉しかったです。期間が薄ーく残ってるんですよね……。今回完売した二つのタイトルについては増刷予定です。『&Blue』のほうとか、修正しないと増刷できないと泣いていたんですが自分用の読み返したら超絶エモくてこれはこれかなと思いました。見苦しい文章は全部捨て去りたいですが……そして『季刊ヘキ』に寄稿した「青い胸のキリン」という作品もどうにかできたらいいのですが。合わせて完全版とかそんなのはこっぱずかしいので、WEB公開か、薄いけど製本して無料で配るか、考え中です。間宮のひとたちかわいいのでなんかずるずる書きたくないんですけど……。
今回は新刊『病める白百合』と既刊『赤錆びと渇きの。』をセットで購入してくださるかた多くて嬉しかったです! 『病める白百合』には「美少年が! 美青年が!」て朝書いたポップを貼ってあったんですけど、おほめいただいてキュンとしました。
どの本も楽しんでいただければ幸いです。

また、当ブログ記事さかのぼっていただければ『病める白百合』『赤錆びと渇きの。』および『眩暈の紫』はアリスブックス様から通販もしているので、やっぱり欲しいなってかたはご検討ください。


◎今後のイベント参加予定
5月7日文学フリマ東京!
です。今回推薦をいただき、『鰐と運命的滅亡のメルルカ・アンポルカ』が文フリガイドに掲載されるようです。正直なところ文フリガイドにあまり関心が無かったので、超絶びっくりしました。推薦ありがとうございます。
じつはメルルカ・アンポルカもあと数冊しかないので、増刷しようと思います。できれば……。

その後のイベント参加予定は未定です。秋まで生きていたら秋もなにかするかもしれません。とりあえず6月頃までは地獄の釜に沈む予定です。がんばるぞ^^
……でも心死ぬまえに跳世でなんか書きたいので、カクヨムに投げる予定です。


ヲンブルペコネ



◎番外編:打ち上げ
前回同様、今回も公式打ち上げに参加しました。相変らずのわちゃわちゃで愉快でした。お酒を舐めました。二次会では八束さんや梶つかささん、水煮先生とご一緒させてもらいみなさんの闘志にゲラゲラしつつ楽しい時間を過ごせました。謝謝です。

2017年3月1日水曜日

『病める白百合』各種通販案内

こんばんは!!!!

先月(!)12日はCOMITIA119に参加していました。
その際のレポートなど書いていないのですが、楽しかったですー。

今回のブログ内容は、
▼『病める白百合』『Odd..』各種通販案内
▼テキレボ参加告知
▼???おまけ???
の3本立てとなります。

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①各種通販案内

『病める白百合』跳世ひつじ 装画:おいしいごはん

http://alice-books.com/item/show/6028-3

・アリスブックス様 750円
■イベント頒布価格よりも若干高い
□通販のやりとりがスムーズ、個人情報が私に渡らない
『赤錆びと渇きの。』と『眩暈の紫』(手持ち分完売)と合わせて買える!

楽ちんだと思います。
あと、『眩暈の紫』は増刷予定なしなので、委託分のみで終わりとなります。もし欲しい方がいらっしゃいましたら、委託分も数がないので、この機会に併せてお買い上げいただくことをおすすめします。

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・自家通販(booth) 600円

https://fallingoat.booth.pm/

■ちょっとまだヤマトのサービスを把握してないので、スマートレターで送ります
□イベント頒布価格+送料+手数料
イラスト×小説合同誌『Odd...』と合わせて買える!
(あとわたしにブ―――ストできます)

一応でやっています。(というのも、アリスブックスさんでの委託通販開始がかなり遅れたため)とりあえず開いておりますが、在庫と顔を見合わせつつ、そのうち閉めるかもしれません。
合同誌『Odd...』が買えるのはこちらかイベントのみになりますので、ぜひご利用ください! イラスト担当のあかりちゃんが熟考しまくっていた絵と、わたしの小説が3本入った素敵な薄い本です。

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・4月1日テキストレボリューションズ5の代行サービス

http://text-revolutions.com/event/daikouservice

詳しくは上のテキレボのページやTwitterをご覧ください。
テキレボに参加するサークルさんのご本の買い物代行をしてくださるサービスです。
本の代金+700円の手数料+送料
だったはずです。

当日は行けない! だけど!
大量に買い物したい! 無料配布を浚いたい! 何がしか参加したい!

そんなあなたにおすすめです。ついでにヲンブルペコネの本をリストに加えていただくと、当日に「代行でーす」と言ってスタッフの方が買いに来てくれるので、わたしが嬉しいです。

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②テキレボ参加告知

4月1日 浅草は台東館にてText-Revolutions5に参加します。
ブースは【B-19】です! 覚えてね◎

新刊(扱い)は『病める白百合』です!
たっぷり在庫確保してありますので、裸の美少年がみなさまの手に渡ることを切に願っています。
ちょっと完全なる新刊が出せる自信がないのですが、久しぶりに無料配布でも作ろうと思っています。っていうか、いま3月1日とか? 2日? だけど……大丈夫?

みなさんのご本を積んでしまっているので、少しでも読んでいきたいなーって思ってます。
今回は何の企画にも今のところ参加していないうえ、忙しくてなんだか大変そうなんですが、当日はよろしくお願いいたします。……みなさんの面白い本をくれー。

テキレボ参加できないかたも、代行サービスをばりばり使ってみてくださいね!(上のリンク先参照)こんなに便利なアレはそうそうないですし、まとめてお買い物をするチャンスですからね。(当日の売り切れなどは仕方ありませんので、そこは諦めましょう)。




主だった話題は以上です!
『病める白百合』はおいしいごはんさんのハイパーエロい表紙とともに全国に飛び立ってほしい、そんな気持ちでいっぱいですが、カクヨムでも読めます。ただ、製本版は序章を追加したのと、微細な修正をいくつかいれておりますので、おすすめはやっぱり製本版かなと思います。ホーン3作、ぜひまとめて読んでもらえたら嬉しいな。

※おまけ♡ホーン3作簡易案内※
(それぞれの作品には共通する人物もあるものの、物語としては独立しています)

①『赤錆びと渇きの。』→人形の少女×金髪の美青年のロマンチックバイオレンス
②『眩暈の紫』→双子の姉妹&魔術師の師弟、三角関係がこじれて歪んだラブストーリー(広義)
③『病める白百合』→美少年×美青年、「待て」ができる美少年(`・ω・´)小説

あなたはどれが好きですか? (わたしはわりと全部好きです)。
『赤錆びと渇きの。』はあるびのさんの表紙がサイコーにキャラクタと空気感を表現してくださっているので、迷ったらまずはこれ、これしかない。いちばん読みやすいです。
ですが、双子や愛のはなしが好きな方は『眩暈の紫』、美少年が好きなら『病める白百合』です。これしかない。


では、これまでで。
ヲンブルペコネ一同

2017年2月6日月曜日

【COMITIA119】新刊宣伝!『病める白百合』で獣になろう!【美少年】

来るCOMITIA119!
第一弾『病める白百合』です。なお最初の情報はスペース番号【み02b】です!

 おばんです。跳ぶほうのひつじです。
 此度はCOMITIAに初参戦ということで、張り切って本を作りました。そう、『病める白百合』です。昨年のテキレボ等で頒布した『赤錆びと渇きの。』および『眩暈の紫』とホーンという世界観を共有しております。そして3作もやったんだからホーンはこれでおしまいです。

☆まず、『病める白百合』はカクヨムにて公開しております。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054881901416#reviews






 こちらに多少の修正と序章を追加し、おいしいごはんさんの装画がついたものが製本版『病める白百合』となっております。ので、内容を知っておきたいというかたはぜひカクヨム版をご一読ください。なんというか、こう、せまーいかんじのお話でもあるので……。

ばーん!表紙!


※この白い線は修正ではなく、背幅です。



☆本文抜粋

 扉に背を向けて真直ぐに前を見ると、なにかとらえがたいものが宙に浮いていた。否、浮いているのかはわからない。それは黒い、闇よりもなお濃い、純黒とあらわすべき、あらゆる景色から遊離した黒の、亀裂だった。あれには近づいてはならないと直感し、視線を横に向ける。左手はすぐ書架の壁、右手奥には巨大な寝台があった。寝乱れた敷布を目にしたとき、なにか禍々しい欲望が頭をもたげるのを感じた。
 扉の、対角線上。
 そこにそれはいた。
 机に向かって、一心不乱に何かを記していた。
 足元の狼が、真白い毛皮をした巨きな狼が、磁翠を見つめている――。
 闇はしたたるようだった。磁翠がもたらした揺らぎによって掻き乱された、その濃密な闇のもとで、痩せた少年の真白い髪は、あわい光を放っていた。ゆっくりと、引きのばされた時間が飴のように糸引くなかで、少年は振り向き、磁翠を見た。銀色の眸が、頭蓋の裏まで見通せそうに透きとおった眸が、洞を湛えて磁翠を見た。
 ――汚らわしい。
 と。直感した。
 精妙な造作のかんばせは、この世のものとは思えないほどうつくしいというのに、汚らわしいと。少年の、痩せ細った躰の隅々までが、汚れている。白い髪、白い膚、汚れを厭うて与えられたかのような色彩。青白い膚はのっぺりとしていて、薄い皮膚のしたの血管には青い血が流れているのではないかと思えるほどだった。睫も眉も白く、顔貌は、曖昧だ……。どんな、造作も関係がなかった。目で見るものより確かな感覚が、ぞわりと膚を粟立たせた。背をはしる怖気を生々しく感じた。恐怖と感嘆のうつろな余韻のうちで、磁翠は奇妙な思いに囚われた。

(この少年は、ものだ)
 p.15より


私は貴方に焦がれるあまり、きっとどこかをおかしくしたに相違ありません。ねえ、どこにいらっしゃるのです。私が古びてまったく朽ちてしまうまえに、貴方は私を抱きしめなければなりません。捨て去るくらいならば喰らってください。貴方の傷に封じられた、無数の血肉のひと欠片と成り果てようと、捨てられることに較べれば、いったいどれほどの幸福か、計ることはきっとかないません。けれどそんな不幸を、貴方はきっと私にお与えにはならないでしょう。貴方は私を愛しているのですから、そんな仕打ちはできないでしょう。たといいますぐに来られずとも、貴方は私を捨てない。けして。私はそう、信じております。
 いつほど、私を迎えに来てくださいますか。

 あわれな私の犬の役目に、終止符を打ってくださいますか。
p.18


(腹が減った……)
 夜会へ煙草の煙を空しく吸い込み、首を傾げる。ずいぶん髪が伸びてきていた。鬱陶しい黒髪を耳にかけて、磁翠は唇に触れた。腹が減った、と感じる。が、確かにサキが訝しんだように、近ごろの自分は食べても食べても足りない。思い当る節がなかった。特にいつもと異なる行動をしているわけでもない。魔術師の蔵書を漁り、女と遊んでイザとサキと食事をし、アネモネの喫茶店で煙草を喫って、アパートで眠るだけ――。
 噴水のなかへと煙草を捨てた。二本目に火を点けたところで、茂みから男が去っていった。磁翠は腰を上げ、いましがた男が出てきた茂みへと踏み込む。肌も露わな娘が、ぐったりと力を脱いて横たわっている。コルセットからは乳房が溢れかけ、ドレスの骨は外されている、滑稽なのに扇情的なすがた。彼女は磁翠を見上げると、驚くほど屈託なく微笑み、両腕を伸ばす。
「…………」
(腹が減った)
 丸い胸に手を伸ばして掴んだ。娘の唇からあえかな息が漏れる。絶頂の余韻に浸っていたのであろう娘は、頬を火照らせて悩ましく躰をくねらせた。前の男で汚れた躰であろうとも、彼には関わりがなかった。磁翠は上着も脱がず、煙草も捨てないまま、身を沈める。
pp.37-38


 という感じです!少しは雰囲気が伝わったでしょうか。
 
【詳細】本文72頁、B6判2段組、600円、装画:おいしいごはん

 もう一度書きますが、COMITIA119、【み02b】で頒布いたします~。おそらく『赤錆びと渇きの。』も手元にある数冊だけになってしまうのですが、持って行きますので、よろしくお願いいたします。







▼以下、わたしの『病める白百合』への思い入れについてのグダグダです

 『病める白百合』になぜ思い入れがあるかというと、という恥ずかしい話をしようと思います。それはさかのぼることX年……JKになったわたしはケータイ電話を手にして真っ先に何をしたかというと、ケータイ小説サイトへの登録!でした。とにかくケータイ小説に憧れていて(中学生のときに大流行しましたが、わたしはケータイ電話を持っていなかったので、鬱屈していた)、書きたくて読みたくてたまらなかったんです。そして某魔法の島に居を落ち着けるころには、いまの十倍くらいの規模のお話をけっこう書いていました。その中にホーンを舞台にしたお話がありまして、『病める白百合』の美少年・ジュリアンはその小説の登場人物なのです!
 JKの頃からこんな性癖かというとそんなこともなく、まじめに少女小説を書いていました。ぜーんぶファンタジーで、跳世ひつじはいわばJKです。JK的に書きたかったことをいまスケベを交えてもりもり書いています。ここまでいうと特定できてしまうんですが(なにせ削除していないので)、見つけても静かに手を合わせてあげてください。削除できないんですよ、なんだかもったいなくて。
 そんなこんなで、『病める白百合』は赤錆びと眩暈よりあとに書いたものの、大元のお話の玄孫ぐらいなものですから、未練と思い入れがたっぷりです。唐突に出てくる固有名詞はだいたいぜんぶその大元の作品の人物です。ものすごく個人的な作品ですね。同時に赤錆びと眩暈に共通して登場したアネモネも『病める白百合』でけっこういいポジションにおりますし、新旧交えて過去のわたしと手を繋いだような気分です。




▼まあそんなたわごとはいいにして、とにかく表紙、最高じゃないですか?
 最高ですよね……。
 わたしは美少年よりも美青年が好きなのですが、このジュリアンをいただいたときは感激で。おいしいごはんさんの描かれる絵の色彩と、顔面が非常に好きなので、今回お願いして本当に良かったなぁと思います。まだ現物を見ていないのでアレですが、綺麗な本に仕上がっていたらいいなあ。

 わたしのなかの美少年観が全面に出たお話だと思います。不在の何かを待っていて、唯一の愛と自己存在をがっちりつなぎ合わせていて、寂しくてたまらなくて、同時に死んでいる。すべてに無自覚でかわいそう。誘惑者であると同時に、おいしくなさそう。穢いけどきれい。下品。
 美青年に関しては『赤錆びと渇きの。』のマリアがマイ・フェイバリットですが、美少年と言えばジュリアン、ジュリアンといえば美少年なのです。時が止まっていて、ほとんど死体であるところの美少年!との獣淫!磁翠が磁翠になったのはなんとなくアジアっぽい美青年を想像したらかわいいなと思ったからです。骨が細そうなおとこ同士、それでも確実に違うもの同士が乳繰り合っていたらいいなと。文章に関しては可読性のきわめて低いかんじなので、筆がすべりすぎてどうにもならないからすべるにまかせたことは否定できません。欲望ですね。
 
 『赤錆びと渇きの。』と『眩暈の紫』は日常もの、『病める白百合』はジュリアンと磁翠というふたりを主人公格に配しながらも、まったく交わらないので、なんと呼べばいいかよくわかりません。このふたり、関係を築いていないので……なにせ美少年なので……。
 ですが、読んでいただけたら嬉しいなーと思います。表紙のうつくしい絵につられて手に取ってうわくっせぇと思っていただいてもいいですし、美少年は骨と皮と腐った内臓!と賛同していただけたら嬉しいなあ。美少年の内臓なんてねぇ、腐ってなけりゃあるいは冷凍食品みたいなもんですよ。
 えんえんと美少年と美青年と美少女について語りたいくらいの気持ちです。

  COMITIA119ではぜひ遊びに来てくださいねー!
 あわせて、合同誌『Odd...』もお手に取っていただけたら嬉しいです。

跳世ひつじ

2016年12月25日日曜日

うっかり掘り起こした骨がうっかり左胸にぶっ刺さった(オカワダアキナさん『晩年のままごと』を読んで)がしかし、生きている

振り返れば損なわれてしまうかもしれないというおそれによって書くことのできない脆弱と晩年にようやく踊る身体になれるひと。夢枯れてみんな死ぬ。しかもしあわせに。


そんなの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


オカワダアキナさんの『晩年のままごと』を読みました。
あまぶんサンタになれませんでした。

あまりにもつらかったので、先日お会いした時におかさんにつらかったんです、って何度も言いました。(あれは思い出せば絡んでいた、すみませんでした)。『晩年のままごと』。なにかおそろしい引力を感じて買った。合同誌でご一緒したり打ち上げなどで同席したりしていたのにおかさんのご本をちゃんと読むのははじめてという不義理!(かといってこれを読んだことにかんしては義理ではない、本命……)。

つらいとかいっぱい書いたけど、『晩年のままごと』およびオカワダアキナさんになにがしかの悪感情を抱いているとかではありません。ただ自分がおセンチな読み方をしてしまい、つらいと言ってしまった。どうかご寛恕ください。

人間関係の不良なんですよね。
仲良くなれるんです、そしてどうでもいいんです、でも愛する機能を働かせることができるんです。だから愛しすぎてしまって時折つらい。もう断絶してしまった、かつて愛したいろいろな(とてもわずかな)ひとたちを思い出す時、昔のままの自分と彼と彼女がいる。いまの自分はきっと幻滅されるだろうと思う。彼や彼女がいたときの自分というものは、明晰で、鋭敏で、繊細で、ユーモアがあって、輝きを引き出されていた、引き出しあっていた(と美化するところまでがお約束です)。
実際輝かしくて尊い、過去です。
わたしは頭がいいひとが好きで、天才的なひとによくよく惹かれました。そのときの自分は追いつこうと足掻く努力家でした。彼女に取り入り、けっこう露骨に近寄って、それから仲良くなりました。とても。努力するひとにもよくよく惹かれました。そのときの自分はは生まれついての天才でした。(そのような存在だと錯覚していました)。仲良かったです。すごくとても。周りの人にあらぬことを疑われるくらい。そして誰にも代えがたい、生まれる前から親同士の縁があり、あたりまえのように特別な幼馴染。彼女がいればわたしは他の人間がひとりも必要じゃないと思った時期もあった(主に、思春期に)。

うまくつながっていません、もう。
恋はしませんでした。

万事この調子で読み進めてしまい悶絶必至です!……嫌なひとは読まないでくださいね!
もう年末だからいいかなあと思いながら、好きな箇所をぴっくあっぷしつつ感想を書こうと思います。個人的すぎてなにも伝わらないので感想というのも気が引けるのですが、とにかく総括すると「つらい」です。




▽▼▽▼▽▼



 冷静。冷静になれとわたしに言っているみたいだ、なんてふと目にしたものから時分へのメッセージめいたものを受け取ってしまう、受け取ったような気になる、こういう物欲しげな癖はもうやめにしたい。p.15


ほんとうだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!
「こういう物欲しげな癖」!だと!?こなくそ!


 どうしようもない老後の日々だと思った。 p.19


上のような、愛するひとがいないとき、これを思うことがありますね。とはいえわたしはまだまだ青年なので、さすがに晩年だーと言い出すのは無理です。こわいです。老後なんて……老後を迎えずに死んでしまうほうがいくらかよかったんです、きっと、カタリナは。


 当時わたしたちはとても仲が良かった。だけど卒業したらあっというまに疎遠になってしまった。家だって離れていたから、一緒にいたのは高校の三年間だけだ。どうしてだろう?
 たぶんあの頃、仲が良すぎた。それぞれ別の生活を始めて、変わってゆく姿をみたくなんかなかった。 p.30


ここは半泣き+ぶちゃキレながら読みました。
これリアルすぎていやです。「たぶんあの頃、仲が良すぎた」そうですよね。みたくないんですよ、それにきっとその頃の自分は「手放すことのうつくしさ」といったものに浅い憧れを抱いていました。こんなに仲が良かった、こんなにも大切だった、でも棄ててしまおう!だって青年になるのだから!というふうに。これは思い出すと心臓がかなりドキドキして嫌な汗が流れます。でも、暴かれるんだ。腹立つよね~……。


 そして、骨にはどのような役もできそうにないなと思った。 p.53


ウッ!そうですね。
きっと再会したときにはもう白骨のようなものです。そのときに美化に美化を重ねてぶくぶく肥っていた思い出のなかの彼や彼女も白骨だったと気がつくんです。纏わせていたのはわたしの肉の欠片だけだったんです。そんなものを後生大事にとっておきたいんです。だから突きつけないでほしい。現実に帰りたくない。現実がつらいわけじゃないし、普段彼や彼女のことなんて(もう断絶してしまったので)思わないんですよ。たまたま見つけてしまったSNSをウォッチしたりすることはあるんですけど、そのカタリナの行動、めっちゃわかるんですけど!
でも骨にはどのような役もできそうにない。できそうにないというか、できない。
のちのカタリナが視る夢に出てくるキリエは骨と踊っている。骨とセックスする。これって、でも、ちょっと救いでした。結局キリエ(彼や彼女)も、わたしと同じように骨となったわたしに似たものを求めていたかもしれないと思えたんです。って書いてからこれは自分クソ気持ち悪いなと思っていま泣きそうになったんですけど、思いあっていたと思えた。これは『晩年のままごと』が小説で、わたしはわたしの世界しか見ることができないということを超えているから、小説でよかったなあと思ったところです。個人的なことばかり書いているとこの作品が小説である必要があったのかとか考えるんですけど、そうじゃなかった。よかったーって思った。でも骨ですからね。


 「――僕はもう生きるのがつらい」 p.57


これはただキリエがひたすらかわいいというポイントです。こんなこと言われたらわたしはねえ、落ちるよ。


 『でね、最後、カタリナとドイツ式フライドチキンっていうのを食べて目が覚めたんだけど』
 キリエの夢にわたしが登場していたので、なんとなく訂正しそびれました。 p.81


ここもひたすらかわいい。
けど、「なんとなく」訂正しそびれたカタリナのすがたがわりとつらい。カタリナはしばしば「めんどうだったから」とか言うタイミングを逃して思ったことを言わないのですが、その言い訳がましい前置きと、言わないという事実においてつらい。説明できない。


 「でも全然どきどきしてなくない?」
 「してなくはないよ」 p.91


カタリナがキリエの心臓の不在に気がつくより前に、右か左かという前に、キリエはカタリナの心臓の不在を、ときめきの死を観察しているように感じられた。前頁の「心臓が鳴ってる」は普遍的な意味しかないのではと思った。どきどきしてない。でもその平静さで愛することができる関係が!これ!TURAI!そういうものでしょ?ってちょっと訳知り顔をしたいんですけど、知りません。……いや。


 キリエはおとこではないから、そんなことに何か奇跡みたいなものを求めたりはしないのだろうか? でもそれをかなしく感じてしまうなら、わたしにはキリエを愛する資格みたいなものがないんだろうか? p.92-93


アーッ!
かなしく感じてしまうなら。愛する資格みたいなものが。ないんだろうか!
ここは文章もとても好きで、内容もとても好きで。この直後の骨と踊るキリエ、うらやましく遠い踊れる肉体のキリエが!いやだ!と思いつつ彼女は骨と踊っている。カタリナの脱殻、ふたたび会ってしまったときにキリエが抱いていたであろうまぼろしは、白骨で、幻滅でも、キリエは骨と踊れる。そんなのやだ!かなしい!踊るな!


 「さよならしよう」
 「え?」 p.105


チャーミングな弟は『晩年のままごと』の登場人物のなかでとても好いなあと思ったキャラクタでした。夫も同様。それっておとこだからだろうか。わからない。少なくともカタリナについては、そうだったのかなあ。かわいいよね、弟。りなちゃんて。


後半はもう付箋をつけなかった。
死んだーーーーーーーってなって死んだ目で読みました。死んだ……。
ひよこ饅頭なんて!あほか!と思いながら。とてもつらかったー。無理。どんなキリエもみつけたくない。このラストが彼岸だとしたって、こんなぬるい花火大会に参加してたまるかというふつふつとした怒りさえ感じる。でもそれが『晩年のままごと』で、老後の日々を送る30歳のカタリナのかなしみと老いなのだろうか。ひゃーん。しあわせに死ぬなんてゆるしがたい。こんな死に方をするなんてあなたが小説の中のひとだからだ!死んだことないからわかんないよ、わたしには!
こんなの書いたら、わたしだったら死んじゃうな。

カタリナの空想であり、キリエの空想であり。
芝居のなかで生きるカタリナの夫は、この物語を包括して概観するからきっと体験し得ないでしょうね、一生、このつらさ!と思った。(これもひどく身勝手なので、夫がつらい思いをしていたらどうしようと思う)。でも夫は、カタリナのキリエにはならない。結んでしまったから。そう言う意味で、交わってしまったキリエとカタリナは変わらないまま変わってしまう。弟はどうだろう。りなちゃんとの決別の軽やかさ、すぐに戻ってくることができたとして、なにかは決定的に変わる。それを表面化させない気安い弟の魅力はいまこうしてうだうだしている人間にはうらやましい。
白骨が突然玄関先にいたらとても嫌だ。そんなふうに突き付けられたくない。……と思いながら、自ら『晩年のままごと』を手に取ったはずなのに、さも突然玄関先にぽいしてあったみたいに嘆いてしまった。カタリナとキリエなんて。どうして一緒にいられないんだろう!わかっていながらこの想いが尽きない。そんなの無理ですよね。でもお話だから、花火、できるんだなあ。いいなあ。ムカつくねえ。
あんまり尊いひとなんていないほうがいい、とは口が裂けてもいえない。そのときに抱いたたくさんの思いはとても小説に書けることではないから、こうしてブログでゲロゲロと吐き出している。作品にしてしまったら損なってしまうようでかなしい、そんな感傷が自らの若さなのか、それとも気質なのかはわからないけれど。一番好きなものは最後に食べるタイプです。でも、腐れるほどほっておきはしないよ。
実際なにもかもスパッと断ち切るなんて無理で、カタリナが娼婦のキリエを見つけたみたいに、わたしは見つけてしまう。新年になると、なんとなくあけましておめでとうをしようか迷うし、年賀状が来なくなった年は切なかった!年賀状の習慣は、以来廃止しました。




ところで先日の忘年会では、そにっくなーすさんと感情がのっぺりする話をしました。あるものはあるままに受け取るわたしの諦めが感受性の鈍さに繋がっているようで嫌だ、かといって激しさのまま生活したらとてつもなく苦しいだろうしいらない、といったような。
輝きてえ。あほかって思うじゃないですか。でも輝きたいです。
おもしろい会話をしたい。どんなに趣味が違っていてもなぜか相手の考えが手に取るようにわかってしまうときの快感って何事にも代えがたい。ツーカーで話して、脳みそを抱きしめるみたいな関係って、たしかにあったんですよ。そんなひとと出会えたことが奇跡的なんで、手放してもきっと別の人があらわれるかも(王子様のことじゃないですよ、これは。運命の対の話でもないんです、もう断絶を経ているので)と思うじゃないですか。いないですよね。なんか。はじめの一歩をわたしが踏みだせていないだけなのか、それとも過去がうつくしすぎたのかはわからないです。青年だなんてばかばかしいのですが、大人になりつつあるのでなんだか。嫌です。

とある日、日光のやっすいホテルで布団を並べて、幼馴染と決別しました。いまでも付き合いはありますが、突然互いの家を訪ねたり、電話したりはしなくなりました。
「わたしたちなんか違くなったよね」
とわたしが言ったら、幼馴染は、
「というより、あんたが違うって思ってることがわかる」
と言いました。
このときめちゃくちゃ感動して、かなしくて、もう無理だって思ったんです。同時に違うって思ったのがわたしからだったことがやるせなくて、思ったくせにどうしてこのままでいられないんだろうとゼツボウでした。つまり高校の卒業旅行だったんですけど、もとから同じ高校に通っていたわけでもないのに、大学が離ればなれになったっていままでの距離を物理的に維持することは可能だったのに、もう無理です。こんなこと書いてると万一目についたらひとをコンテンツにするなと怒られそうではありますが、なんかもう『晩年のままごと』を読んだら書きたくなったのでしようがない。
ほんとうは彼や彼女のことも書きたいのですが、それはもう幼馴染ほど決定的でもなければ土台のようなものがあるわけではないので、やめます。嫌われたらヤダ……(保身するだけ、いまでもわたしのなかの彼らは愛すべき存在で、それを書きながら思い知らされるのでつらいです)。

この散々言っている「つらい」もたぶん愚痴めいていたり、生活で良く発生する「つらい」とはちょっと違って、なんというか、説明できない!わたしが経験してきた代えがたい人間関係に強く紐づいている「つらい」なんです。こんな人間関係を経ているひとはみんな『晩年のままごと』を読んでほしいし、つらくなればいいのにって思います。いま、特別に尊い大切なひとがいるひとも『晩年のままごと』を読んでこわくなってほしいですね。

いいとか、おもしろいとか、ぜんぜんそういうんじゃなかった。でもおかさんありがとうってすごく思った。このブログ、あまりにも私的なので、年が明けたり恥ずかしくなったら消しちゃうかもしれないけど、それは『晩年のままごと』のせいじゃありませんので、あしからず……。こんなセンチメンタルに巻き込んでしまってすみませんという気持ちでいっぱいになりつつも、半泣きですでに許して状態なので、もうだめ!です!メリークリスマス!

みなさんは良いお年を迎えてください……。
わたしは記憶力が弱いので一年の総括ができるかわかりません……。



落山羊
 

2016年11月26日土曜日

第二十三回文学フリマ東京参加報告

こんばんは、ヲンブルペコネです。
Twitterのモーメント機能を活用してみたため、今回は毎回恒例の新刊ダイジェストはしませんでした。が、おちらでは引き続きイベントレポートというか感想文というかあのね日記を書こうと思います。




ばーん。

代わり映えのしないブース。ただ、今回は頒布数が多いのでぎゅーぎゅー目でした。
なんとなく午後2時くらいまでかなりまったりペースで「まったりだねー、のんびりだねー」と言っていたものでしたが、それから午後4時くらいまででかなり出ました。

ワンフロア開催が最新の記憶だったので、第二展示場こんな狭かったっけ?ってなりました。広いほうがいいなー。あと水曜日開催はすごく嫌だなー(翌日死んでいたので)(しかも雪!)。今回なにか物珍しいことあったかなーと思い出してみましたがギョッとするような方がいらっしゃったりはしなかったので平和でした。とはいえ、近くのサークルさんで中にいる人数があまりにも多いとさすがに窮屈ではありますね……。ひとり参加だとバックスペースが両隣からじわじわ狭くなるのが、仕方ないといえば仕方ないのですけれど。

テキレボで知り合ったかたなどなど、ご挨拶いただいてなかなかうかがえずすみません。なかなか心苦しいところもあるのですが、ありがとうございます。ブースにいるときは基本的に買ってきた本を読んでいたりカタログにチェックつけたりしている派です。あれが通常営業ですー。それくらいのほうが自分は買うときも楽なので……。

お買い物部門ですが、今回は金欠のため抑え目。AIアンソロ(ものすごく豪華な感じでかつ本が超絶綺麗!)、マゾリリさんの新刊(会場で一回読み終えたのですが首がちぎれそうになりました、最高に好きです)を買えたのが特に嬉しかったです。夏のコミティア行って以来イベント三回分くらいの積読が溜まっているのでゆっくり読んでいこうと思います。毎度感想はきまぐれになりますが、書けたらいいなー。最終巻のものが多いので、もったいなくて読めないというのももうありありで!もったいない!だって終わっちゃう……。






今回の落山の新刊『&Blue』はあまり冊数刷ってないとはいえ、9割がた頒布できました。手にとってくださったかた、ありがとうございます。今回の文フリで年内のイベント参加は終了ですので、残部は来年またぼちぼちと頒布しようかと思います。増刷……するにはちょっと直さなきゃいけないところが多すぎてものすごく悩ましいのでしないかもしれません。

参加させていただいた『季刊ヘキ vol.5』『おっさん×少女掌編アンソロジー 歩みを寄せて』の作品と同じ人物たちが活躍するお話しです。まだ在庫ありましたら、上記のアンソロジーもぜひ手にとってみて欲しいなーと思います。今回は事前にネットプリントも出していたのですが、お楽しみいただけたでしょうか? 本編読むとなおさらぐだぐだできる仕様だったので、後々もう一度同じものをネップリ配信しようかなと思います。

※在庫ですが、ここまでとっておいてーっていうのあったらこっそりお声がけください。基本的に自家通販はやらない予定です。

既刊はそれぞれ一冊、二冊といったふうな余り方ですっごい渋い顔をしていたんですが、仕方ないですね……もう逆に手にとりにくいだろうなと思いながら並べてました……。

打ち上げは崩れる本棚さんや遠藤ヒツジさんらとご一緒させていただいて、まったり楽しかったです。毎度お世話になっています。いろいろ面白いお話を聞いたりもしました。来年またよくわからないことをやるかもしれませんがよろしくお願いいたします。文フリのはじまりで元気だったわりに打ち上げくらいになると眠くて眠くて仕方なくて大変でした。家帰ってしばらく床でごろごろしてました。久しぶりに人間の恰好をしたら疲れた。


★今後のイベント出展予定

・受かれば2月のコミティア
これはイラスト×小説の合同誌『Odd』を発行予定です。イラストはお友だちのあかりちゃん、小説は跳世ひつじです。テーマはちぐはぐ、で混沌とした暗い本を作ろう!ということで進行中です、乞うご期待!サークルカットもかわゆいのです。リアルのお友だちと本を作るのは初めてなので、打ち合わせという名の飲みで楽しくことを進めています。あかりちゃんはザル。

・4月1日テキレボ
まだ振込完了していませんが申込はしました。アンソロもまだです……。
ここに合わせてカクヨム掲載中の跳世ひつじ『病める白百合』を加筆修正がっつりやって製本予定です。表紙もふんわり決まりかけているのでこちらも乞うご期待。『赤錆びと渇きの。』『眩暈の紫』と同じ世界観の三作目、最後の予定です(まったく連続したお話ではありませんが、このホーンという世界観はここで打ち止めということで)。

・5月7日文フリ東京
この時期になると自分が生きているか自信があんまりないです。落山の新刊出せたらいいけど出せないかもしれない。その際は『ラプラスの新悲劇』の増刷でもしますね。へへ……ほんと来年なにしているのかな……。


そんなわけで、まあぼちぼちマイペースにやっていきます。
跳世の作品が先に色々来るとは思いますが、どうぞよろしくお願いします。なにかお誘いありましたら気軽にお声がけくださ

い~。


寒いと心も体もつらいです。風邪もひくし!
でも近ごろは生活が充実していて楽しいです。


ヲンブルペコネ

2016年10月15日土曜日

『赤錆びと渇きの。』『眩暈の紫』委託通販のご案内

こんばんは!
先日のテキレボ新刊の通販がはじまりましたので、お知らせします◎

アリスブックスさまでの委託通販となっておりますので、イベント頒布価格とは異なりますがご了承ください。わたしのほうには個人情報が渡らない仕組みですので、安心して利用いただけるかと思います。


『赤錆びと渇きの。』

http://alice-books.com/item/show/6028-1

750円(税別)
B6判・本文80頁 著者:跳世ひつじ 装画:あるびの

本文抜粋ブログはこちら→ 『赤錆びと渇きの。』本文抜粋


赤錆びの雨が降り、街は陰鬱に彩られていた。
青年マリアは、薄暗い雨降りの昼に、《人形店》の主とその作品を殺害した。己のなかの殺人者の影に喘ぎ、苦しみ、悶える彼は、自らが手にかけたはずの少女人形オルガと再会する。殺したものと殺されたものはやがて奇妙な関係を築き、餓え渇く魂を埋めるため、ひたすらに腕を伸ばしはじめる――。
「貴方は僕を欲望する」




『眩暈の紫』


http://alice-books.com/item/show/6028-2

※アリスブックスさまに登録した画像には帯がないので、こちらは写真です。実物ー。

550円(税別)
B6判・本文60頁 著者:跳世ひつじ

本文抜粋ブログはこちら→ 『眩暈の紫』本文抜粋


双子の一方は若く、一方は老いていた。
赤い雨が止み、奇病が蔓延るホーン。数年ぶりに師のもとへと帰ったヴァイオレットは、幾度も繰り返す少女の生のなかで、いつも死だけを見つめていた。
師弟のきずなと双子の情、街の愛し児たるヴァイオレットは、誰を愛し、誰とともにあることを選ぶのだろう。
「あたし、あんたを許すわ」




以上2点の出品となっております。
11月23日文学フリマ東京にも持ち込みますので、もしイベントにいらっしゃるかたはそちらで手に取っていただくほうが楽かもしれません。タイミング的には10月23日のコミティアが終わるとアリスブックスさんで委託通販をするサークルさんが増えるので、なにか目的のものがあるかたは一緒に利用してくださると嬉しいです。





跳世ひつじ

2016年10月9日日曜日

Text-Revolutions4(テキレボ)参加報告

こんにちは!
お昼過ぎに起きました。

昨日のテキレボ4、お疲れ様でした!
当サークルの本を手に取ってくださったかた、挨拶いただきましたかた、朗読を聞いてくださったかた、ありがとうございました!!
一般来場者数が前回の倍となtったときいて驚くとともに、頒布数が文学フリマに比肩する実績となりまして、御礼です……。今回はまさにテキレボんドリームだなあと思いました。

あっあとたくさん食べ物いただいてしまって……おいしくたべます! 売り子にもお気遣いありがとうございました。



■頒布部門


ブース画像ですー。
今回久しぶりに帆布小物も持って行ったらブックカバーもいくつか旅立ってゆきましたー。お声がけいただければまた持ってゆきます。

今回からだんだんだんぼーるのミニを導入し、文庫サイズの既刊をまとめて置いてみました。やっぱり下のポップにまとめて価格書いとくのわかりにくかったみたいなので、もう次回からはサンプルにべたべた貼ろうと思います。
新刊は中央です。後ろが若干散らかってるのはですね、机上小説家とか!そういう!やつですお許しをー。ちなみにこれはまだ開場前でした。

毎回うまくレイアウトできないのでアレです。テキレボの机デカくて厄介なんですよー……。

今回は会場すごく見回り易かったです。机上小説家の特設パネルあたりはやや謎めいてしまっていましたが……。見本誌棚の位置も休憩机もよかったんじゃないかなーって思います。なんだかんんだばたばたしていてゆっくり会場遊泳する暇はなかったのですが、相変わらずわちゃわちゃしていて楽しかったです。

頒布実績の詳細は省きますが、



『赤錆びと渇きの。』
『眩暈の紫』
の新刊二種はたくさん出ました、ありがとうございますっ。朝一で買いに来てくださったかた、あるびのさんの美麗表紙を見て来てくださったかた、楽しみにしてたとお声がけくださったかた、本当にうれしかったです。あと打ち上げであるびのさんの表紙を自慢していたらお買い上げくださったかたもありがとうございます、本当に……。

イベント前のTwitterで、「#テキレボで楽しみな本」「#テキレボでオススメな本」で取り上げていただいたことも大きかったと思います。わたしもみなさんの本をもっと上手にオススメできるようになりたいです。

ちなみに、『赤錆びと渇きの。』と『眩暈の紫』は後日アリスブックスさんで委託通販予定ですので、どうぞよろしくおねがいしますー!!がんがんがんがん!!

わたしは不在だったのですが、お買い物代行さんもあったようでうれしかったです。無配のないサークルですみません、気力は尽きました。個人的にはポスカもらうと嬉しいんですが、自分でつくるとデザインとかちょうどよいSSの文章とかに呻りそうなので見送っておりました。

無配とはまた違いますが、今回はじめてお名刺つくって、かわいいーって言っていただけてきゃほーいでした。打ち上げで配らせていただきました。



■ステージ部門

遠藤ヒツジさんとの「羊たちの朗読」ですが、聞いてくださったかたありがとうございましたー。
あそこのステージに立っているとスピーカーが遠いのか、やたらとマイク音量が小さく感じまして、別の場所で聞いていた妹や知り合いに「声割れてたしでかかったよ」と言われてヒャーンてなりました。がなってたらすみません、でもね、ほんとステージのとこだとマイク不調か?くらいの気持ちだったんですよ……!
遠藤さんとは10月2日のオープンマイクSPIRITもご一緒してたので、「アルコールいれないとだめだねー」と言いあいました。そんなわけあるかですね。
これからもほそぼそとリーディングにかかわっていけたらなーとちょっと思ってます。そにっくなーすさんのライブも22日にヒソミネであるそうですよ! そにっくさんめっちゃ素敵でしたよね、「うまい、うますぎる」そう埼玉県民ですね。



■お買い物部門




その他、無配本多数!

いっぱい買いましたー。個人的には待望の『七都』最終巻と、『ヒール男子!』最終巻買えてホッとしました。楽しみにしていた本ばかりなので、読むのが楽しみです。また感想をぼちぼち上げられたらいいなーと思いますがシャウトにしかならなかったり下手くそだったりするので気まぐれモードでご容赦ください。

あと、売り子参加してくれた妹も何冊か買っていたようだったので、そっちもあとで見せてもらおうと思います◎



■打ち上げ部門

弩級人見知りですが、今回テキレボ公式打ち上げに申し込んで、当日終わりに近づくにつれて動悸がしていました。懇親会ではひとりでぽつんと座り、そこから打ち上げまでの空いた時間は会場の壁際でぽつんと座って、とにかくぽつんと座ってたんですが、打ち上げ!すごく楽しかったです。
同席のかたがたありがとうございました。
みんなで無配や名刺を取り交わして気になる本を買わせていただいたりして。実のところ最初はかなりぎこちない感じの空気だったんですが、それから和やかに盛り上がって、ほんとうに楽しかったんです~。同道した水煮せんせいのおかげでもあります、ありがとうございました。

新刊が新刊なもので、フェチとかすけべの話ばっかりしてました。たまたま知っているかたや本を買わせていただいていたかたも同席したり、これからの頒布戦略の相談をしたりと話題豊かでおもしろかったです。新たな出会いが新鮮でした。また、幹事のかたもありがとうございました!


■総括

クサクサするようなこともなく、平和で楽しいテキレボでした。次回は4月1日だそうですが、参加したいと思っておりますー。事後トラブルがないといいのですが……。
れぼんちゃんトートを入手できてわたしは満足です。テキレボのどこが好きかと聞かれると、マスコットのれぼんちゃんがかわゆいことと駅から近いことを挙げたいです。
今回は新刊にめっちゃ気合を入れていたので、もっと頒布したいくらいの気持ちもありましたが、引き続き通販や文フリで継続頒布してゆきます~。感想等いただければよろこびますが、自分も気まぐれなのでそこはアレでお願いします、適当で……けれどあるびのさんの表紙は凝視してほしい!愛でてやってください。
あらためまして今回のテキレボでかかわったすべてのかたに感謝をー。

ヲンブルペコネ一同




■おまけ:今後の予定

・アリスブックスにて委託通販(審査中)
・11月23日(水)文学フリマ東京(確定)
・2月コミティア(予定)

といった感じです。
通販は開始しましたらまた多分Twitterでご報告いたします。
@You_Ochiyama
リツイート等多めですが、情報は確実に乗せているので気になる方はこちら見てみてください。
11月文フリ東京では落山の新刊が一年ぶりに出る予定ですので、チェックしていただけると嬉しいです~。ブースはまた純文学でとっております。
2月コミティアはまだ予定ですが、イラストの友だちとなにかふぇちい合同誌を出したいねーと相談中です。待て続報!

寄稿関係ですと、

・雨夜アンソロジー

の寄稿が確定しております。こちら文章とイラストのアンソロジーとなります、雨の夜という素敵なアンソロジーですので、お楽しみに!
その他の寄稿予定はいまのところありません。なのでなんかあったら誘ってくださるとほいほいされます、いかがですかー?