2014年11月30日日曜日

創作と情熱と苦手と

こんばんは。
文学フリマで販売した短篇集「ドライ・メライ・ドーリーズ」の感想を何件かいただきまして、ありがとう、うれしい!と言って飛び跳ねたさしかありません。自分で買った本はまだ全然読めていないのですけれど、やはり読み終わったら、感想を送ろうと思っています。

実のところ本を読むのは大好きでも感想をまとめるのはとても苦手なので、小学生のあのね日記みたいになってしまうこと請け合いです。それでも、やはりこのような文芸同人をやるうえでのメリットと言ってはおかしいかもしれませんが、「仲間内でないところから感想をもらえる」というのはとても大切なことなのではないかと思います。


創作に関するあれやこれ、というのは「ドライ・メライ・ドーリーズ」の舞台裏とかそういう語りはしたくないというよりもないので置いておくとして、なんとなく、いろいろと思ったことをメモする程度のお話です。なお、創作理論のようなお勉強はしたことがありませんので、あしからず。


今回文学フリマに参加するにあたって、落山も筆名でのtwitter(@You_Ochiyama)をはじめたのですね。そして文学フリマ参加者周辺などをフォローさせていただいて、しばらく観察するとなんとも興味深かったです。詳しくは書きませんが、文学フリマというひとつの会場の中でも「文壇」じみたものがあり、それらの人々に評価されることを目標としているようなきらいがあるように見受けられます。何を思ってモノを書くかなんて人それぞれですから、批判するつもりは毛頭ありません。しかし、ガイドブックやそれに準ずるものに疑問を覚えたことは確かでした。

まあ、イベント自体のことはこんなもので。

落山の書き物についてですね。
このブログでもたびたび発言していますが、わたくしは自分の書いた作品が好きです。単純です。作品には特に深い目論見があるわけではないので、読みたいように読んでいただければ幸いです。

で、

次のイベント出展も、考えるわけです。春の文フリでは個人誌でなくてもまたちがう形の寄稿をする未定の予定があるのですが、それとは別にやはり、個人誌。また短篇集を出そうかな、とか、しかし今回の内容ときっと変わらないだろうなとか、そういうことです。必ずしも人を楽しませるために小説を書いているわけではないので、それに加えこれは同人活動であるし、と思うと、何となく、こう。ふーん、みたいな気持ちになることがあります。

変な話、自分は小説を書かなくても死なない、ということで。情熱をもって活動する人はとてもすきですし尊敬できます。だけど自分はそうではない、というギャップに、時どき苦しくなるときはあります。演劇をやっていた時期もそうで、集団の中で演じること戯曲を書くこと演出することを楽しみながらも、みなと同じ熱量をもって取り組むことはできない、ということ。演劇がすきではない、とかそういうわけではないんです。

ただ、自分は演劇がなくても死なない。小説を書かなくてもへっちゃら。何と言い表せばいいんでしょうね。読書が趣味で、ゲームも好きで、いわゆるオタクというコミュニティのなかにもいながら、ひとつのことに没頭して、捧げることができない苦しみがあります。創作はとてもすきです。美術系統の道に憧れながらもそちらへ進むことを決意できなかったのも、そういうひっかかりがありました。今もなお、今属する場所で、自分の身の置き所に悩み続けています。

これを語って何がしたいというわけではありませんが、なんとなく、熱意というものに敗北しつづけること、を、吐き出してみたかったのかもしれません。この記事はなんとなく恥ずかしくなって消してしまうかもしれませんね。

こんなやつの小説がおもしろいわけがない、と思うのは自由です。が、熱意のある創作が面白いわけでは決してない。いち読み手として、あるいは嫉妬する個人として、そんなことを言いたくなりました。情熱と本気と真剣とに支配された世界が苦手です。

ほんとうになんとなーく、創作アカウントだと、敗色濃厚すぎて、悔しくなってしまったので。
うーん、醜い!



落山 羊

2014年11月25日火曜日

第十九回文学フリマを終えて

こんばんは!
昨日の第十九回文学フリマを無事に終えまして、レポートを書こうと思います。

当日朝から14時過ぎくらいまではずっとひとりでやっていました。

 
 
 
当日の様子です。これは設営直後なんですが、それ以後ブースの写真を撮影しませんでした。なんというか、内容に反してナチュラルガールな感じで、非常に地味ですね。埋没していました。次回参加する折には、もっと尖っていこうと思います。
 
 
今回、ヲンブルペコネは初参加でした。文学フリマ自体ももちろん、こういったイベント参加、というか個人誌をつくることも何もかも初めてでした。合同誌や戯曲などをつくったことはあれど、こうして小説の個人誌を発行し販売するというのは、とてもたのしかったです。(ターリー屋さんのカレー弁当もおいしかったです。スプーンついてましたね!)
 
それもこれも思いのほか多くのかたに手に取っていただいたからというのが大きいです。知名度もなにもないヲンブルペコネではありますが、無料配布も短篇集もかなりはけたので、感動しました。ちなみに家業関係の帆布の小物も並べていたのですが、ブックカバーやペンケースも手に取っていただきましてありがとうございました。
 
 



こんな感じ。

文芸イベントとはどんなものかと思いきや、にぎやかでさまざまな人種が集まっていて興味深かったですね。なんというか、こうすればもっと買ってもらえるのでは、というのがわかりやすいような気もしました。一階純文学の界隈は一癖も二癖もありそうな感じが多かったですね。個人的には二階のごった煮の雰囲気がとても好きでした。

売り子さんが来てくれてから少しふらふら彷徨いました。まだ自分が買った本のほうは全然よめていないのですが、そのうちこちらのブログにも書こうと思います。作者さんにはできるだけ感想のメールを送りたいですね……。

というわけで、次回五月の文学フリマ、出るかどうかはまだアヤシイところなのですが、一応出る方針ではおります。ヲンブルペコネでなくてもほかの場所で書く可能性が少しありまして、そのあたりとの兼ね合いで熟考中です。どちらにせよ落山の名まえで書いているので、随時twitter(@You_Ochiyama)などでお知らせできればと思います。



今回落山の本を購入してくださった方々、ほんとうにありがとうございました。読む時間を無駄にはさせません、面白いです、きっと。見本誌をみて買いに来てくださったかた、無料配布を読んでから戻ってきてくださったかた、twitterから興味をもってくださったかた、とてもうれしかったです。次回出展することがあれば、もっと交流したいですね!
よろしければ感想などいただければ幸いです。


文フリ出展者のみなさま、運営局のみなさまも、お疲れ様でした!




落山 羊

2014年11月22日土曜日

文フリまであと2日です~

こんばんは~



文学フリマまであと2日、もう夜ですのであと1日と言ってもいいですね。

落山のブースは【B-12】です。
1階の純文学のコーナーにおります。

みなさま、欲しい本のリストなど作っておられるのでしょうか。
文学フリマ一般参加もしたことがないのですが、知り合いの方々、文芸の先輩からは「直感で買う人のほう多い感じ」と聞いておりましたので、ヲンブルペコネがんばれるか、と悶々しています。

当日、わたしは自分の欲しい本を買いに行ったり……
はしますが、基本的にはブースにいます。売り子さんをなんとか確保できたおかげで、回ることができてうれしい限り。

このブログもささやかにアクセスいただくので、なんらかの宣伝効果になればと思い、きょうもお知らせがひとつございます。






ほい、こちら、無料配布冊子になります。
無料
ですよ~。初参加ということもあり、わたくし落山の作品がどのようか、というのを知ってもらおうというこころみです。それに、机上にある頒布物が文庫本一種だけだと寂しいですしね!
本当は栞も作ろうと思っていたのですが、ばたばたしていて企画倒れしました。今度は素直に友人の助力を請おうと思います。

えー、この無料配布冊子ですが、全10ページ、短篇がちょうど一本入っております。
「ドライ・メライ・ドーリーズ」のほうが奇想とかグロテスクのほうだとすれば、この「Selkie」は幻想小説の類ですね。かなり綺麗目で、自分にしてはとてもあっさりな後味だと思います。

タイトルの通り、セルキー伝説をモチーフに(後からこじつけました)。

セルキー伝説は、検索していただけるといちばんわかりやすいです。
なんというか、うーん、アザラシの妖精なんですけれど、毛皮を脱いで陸にあがると女の人になるんですね。そこで毛皮を隠して7年そのまま彼女に見つからなければ陸地で幸せに暮らすんですけれど、毛皮を彼女が発見すると、それを着てアザラシになって海に帰っちゃう、みたいな。

すごく適当に話していてすみません。あの、タイトルに悩んであとからこじつけました……。

そんな感じのお話です。「ドライ・メライ・ドーリーズ」がタイトルに反してウェットで濃密な短篇集だとすると「Selkie」もタイトルに反してドライな印象の短篇です。天邪鬼ですね、わたくしが。


こちら無料配布冊子ということで張り切って作ったので、短篇集かうまえに考えたい、あるいhあ無料で文学フリマを楽しみたい、そんな方々、ぜひお手に取ってください。本当に、文章は相性もありますし、試すって大切だと思うので。それに文学フリマは入場料がありませんし、無料で楽しみたいという意見は実現できると思うのです。

ほかのサークルさんのすてきな本を買いすぎて、お財布空っぽ!なんて時にも。

あからさまな言い方をするとこちらも宣伝だったり読んでほしい読んでくれ、という感じなので、うけとってもらえるとウィンウィンなんですよ。短篇集のほうとは少し作風が異なるという欠点もありますが、気に入っていただけたら幸いです。そしてその暁はぜひ、短篇集のほうを購入いただけたらなあと願ってやみません!


第19回文学フリマ 於;東京流通センター

サークル名:ヲンブルペコネ(落山 羊)
ブース番号:B-12
頒布物:短篇7篇を収録した短篇集「ドライ・メライ・ドーリーズ」
    文庫判136ページ、300円
    無料配布冊子「Selkie」
    A5判10ページ、コピー本、無料

とっても素敵なイベントだと思います!(行って確かめます!)
お暇なかたは是非足を運んでみてください。わたしもとっても楽しみです。
なお、WEBカタログが完全無料で利用できて便利なようなので、サークルさんをチェックする際などに使ってみたらいかがでしょうか。

https://t.co/IsYwOZ8jb3

では、前日もおそらく更新するでしょうが、当日お会いできるとよいですね!



落山 羊

 
  



2014年11月12日水曜日

「ドライ・メライ・ドーリーズ」本文サンプルなど

文フリが近づいてきております。

本は先月にできあがっていたので、栞や無配のコピーをつくるぞ!と意気込んでいたのでした。
が、しかし。
まだ何にも手をつけていないのが我ながら不思議です。小説もまったく書いていないです、近ごろ。なので余裕をもって無配を考えるつもりが、ひねり出さないといけないような気がしてきました。過去作を使ってもいいんですけれど、長さがちょうどいいのがなかなか見つからず、そのあたりなやましいですね。

twitterアカウント@You_Ochiyama

にて、第十九回文学フリマで頒布する「ドライ・メライ・ドーリーズ」の本文抜粋を投稿しております。ちょくちょく宣伝しているので、ツイッターをやってる方は、のぞいてみてください。建設的なつぶやきはできないので、基本的には唐突に抜粋と宣伝を投げるアカウントです。たまに落山が出現して、進捗進捗とうなったり「何もできてない」アピールをしだすメンドクサイ代物でもあるとかないとか。

そして今回のブログでは、短篇タイトルすべてとその本文抜粋で紹介していこうかと思います。掌編と言ったほうがいいくらい短いものも多いので、紹介分よりも抜粋のほうがわかりやすいかなと。


◆復活祭
 このキリストは畸形児だ。十三日目のキリストだからだろうか。それとも、彼がいかがわしいピンク色をしたベッドで懶惰な復活を遂げてしまったせいだろうか。
「キリストの、二度目はきっと、腹上死」
 口の中へ放り込む。くたくたとしていて、骨やらなんやらの存在はあまり感じられなかった。多分キリストは苦行を重ねたとしても、気合とか根性とか、そういう泥臭いものとは無縁だからだろう。


◆絹のエトランゼ
 六月の雨を呼ぶぬるんだ空気は、夕の薄橙のヴェールを透かして、僕たちを締めつけるように抱きしめている。こうしてふたりで手を絡ませて歩いている、その時間は、瑪瑙に閉じ込められた水と同じに、永遠に揺さぶられ続けるのだろうか。
 どこにも行けやしないのだと、痛いほどに感じるのは何故なのか。
 あのバケツの中の汚水は僕のからだの隅々まで沁み渡ったというのに、僕と繭はこうして再び名前を取り戻し、手と手を複雑に固く結んでいるというのに、息苦しさは額を撫で、シャツと肌のすき間を侵す。


◆さなぎ病
 昆虫採集に熱中する人は、天才なんだって。ファーブルだけじゃないんだって。
 だからもしかすると、望月も天才なのかもしれない。サラリーマンだと名乗る彼が本当はフリーター三十四歳だとしても、まだその才能は蕾なだけだ。いつか花開く日を待ち続けて、こうして馬鹿みたいに暑い真夏の公園の、さらに馬鹿みたいに暑い地表近くで、才能の欠片を探している。
 そう思えば、さっきのかまきりだって、かわいい。そうでしょ?


◆愛しのモリー
 モリーのことは大嫌いだった。モリーは大きな猫だった。モリーは、そう、独占していた。モリーのことを嫌いなのは、お母さんのことが好きだったからだ。モリーはかわゆい猫だった。お母さんは猫らしくないといってよく、モリーのことを蹴った。わたしはモリーを庇った。モリーはわたしによく懐いた。モリーは、モリーの緑色のプラスチックは、ぷつりと薄皮の破れる感覚は軽く、そのあとは固いけれど湿った、吐き気を催すようなあの……あの感触を、何にたとえたらいいのだろう。ゼリーの中に、蠅が閉じ込められているときのような、シチューの中に、小石が入っているような。あの、生理の齟齬が、わたしの肌を粟立てて、背筋を戦慄させ、指先を震わせた。


◆ボイルドエッグ・スクランブル
 退屈な日常に、起こりそうで起こらない喧嘩。悪感情は誰もが持っているけれど、それを発露させるとなると、途端に躊躇いだす年ごろのわたしたち。それが見よ、町田みちるの、素直さを。
「あなたが見下げたひとだってこと、よくわかった。私はただ、藤川君を変な目で見るのをやめなさいと言いに来ただけ。彼はとても迷惑してるの。あなたみたいな不良女、見るだけで藤川君がケガレル」
 晶が吹き出したのが聞こえた。彼は手のひらで口を覆って、かすかに震えていた。わたしもまったく同じ気持ちだ。ケガレル――ケガレル? はじめて聞く言葉だ。ケガレル、だなんて、ケガレル、とはいったい。わたしは町田みちるを惚れ惚れと見上げた。


◆葉子
 唾液に濡れた舌先が見つける、食べ物ではない何か。味はしない。声なき断末魔に脈打って、わたしの舌を嬲る蝶々が、不気味だ。しかし、心地よくもあった。それはありがちな興奮などではなく、過去と感傷に基づいた、いわば映画の回想のようにセピア色をした、褪せた青春の仲間だ。子ども時代の残酷と不条理とを思い出して、当時の自分に想いを馳せ、戻りたいとは望まずとも、せめて今だけはと静かに願う気持ちにも似ている。


◆グリーン・スナップ・テトラ
「なんか、懐かしいんだよね、雲居みき」
「それさあ、水鳥はお父さんがほしいだけじゃないの」
「そうかなあ」
「そうだよ」
「でも、そうだとして、問題なくない?」
 そう問うと、朱莉沙は黙り込んだ。慣れない熱い湯のせいか、彼女の顔はすでに真っ赤だ。ゆで上がった猿のお尻みたいだ。



という風な、全七篇です。
どうでしょう、お気に召したものはありましたか?
作者としてはどれも好きですが、読み返すと「絹のエトランゼ」と「愛しのモリー」がいいなあと思います。前は確か、「ボイルドエッグ・スクランブル」がお気に入りとも書きましたが。

自分の作風と言うほど数をかいていないので、何とも言い難いところはあります。耽美っぽいところが多いときもあるし。

「絹のエトランゼ」「ボイルドエッグ・スクランブル」「グリーン・スナップ・テトラ」のみっつは高校生が主人公です。このあたり青春ものを書くぞ!と思ってできあがった湿度が激しく高い、もはやじめじめを超えた変青春ものになっていると思います。多分グリーンがいちばん読みやすいんじゃないかなあなど。

個々の作品について、とくに目論見などはなく、込められた深い意味なんてものもありません。書きたかったものを書いているだけです。何かひとつでも心に触れるものがあれば、「ドライ・メライ・ドーリーズ」、ぜひお手にとってみてください。


11月24日(月)
第十九回文学フリマは東京流通センターにて。
当サークル【ヲンブルペコネ】は【B-12】というスペースでお待ちしております!

「ドライ・メライ・ドーリーズ」
文庫判136ページ、300円にて配布。
なお、無配と栞をこれから!準備します!



落山羊

2014年10月24日金曜日

文フリ本、完成しました~


こんばんは~。

一か月前入稿のプランだったので、なんか後回しになるのかなとか思っていたらとんでもなく。
なんと本日、完成した本がどさっと到着いたしました。
なのでその写真を載せようと思います。


こちらが上からぱしゃり。




こっちは立ててみたやつ。






こんな感じです。
どうです、結構かわいらしいですよ、シンプルですけれど。

二枚目とか特に、表紙がもんやーりとしてしまっていますが、これは用紙のアラレ模様のうつりのせいなんですね。光沢のあるアラレ模様がかわゆいです。

中身としては、字がけっこう大きめです。
母に判定してもらったのですが、老眼でもよく見えます。(!)
字大きめ、行間せまめ、印刷はくっきりのMS明朝。
ところどころしねきゃぷしょんさんを使ってます、このフォントはすべてをかわいくする魔力ありますねー……。

とじしろをもう少しとればよかったかなとかも思いますが、読みにくくはないです。
最近翻訳ものばっかり読んでいて狂気のように小さい字に慣れきっていたので個人的にはウオッとは思いましたが(後悔してないですよ!)。


以下、前回などの情報になります。備忘録。

★【ヲンブルペコネ】のWEBカタログのURL。
https://c.bunfree.net/c/bunfree19/1F/B/12 ←こちらになります。

★ブース番号【B-12】
 サークル名・ヲンブルペコネ

★第十九回文学フリマは11月24日、東京流通センターにて開催されます。




落山 羊

2014年10月22日水曜日

表紙画像など@文フリ本

こんばんは~。
文フリのほうでは、順調にWEBカタログの公開・参加証の送付などもはじまったようです。

拙宅【ヲンブルペコネ】ももちろん載っておりますので、ぜひチェックしてみてください。


https://c.bunfree.net/c/bunfree19/1F/B/12 ←こちらになります。


文フリ公式でも推していることですが、WEBカタログは全部、無料ですので!
チェックを入れられたりして、とっても便利だと思いますよ~。

ちなみにカタログの文章にはとまどいが前面に出る結果になってしまっていて悶えたい気分です。とはいえちゃんと書くべきことは書いたかな! と思うので。



ほい!
こちらが今回頒布する本の表紙になります。
ちょっとこの画像をつくる関係でふちが黒くなってしまったのですが、実物は白いです。

シンプルイズベスト。

技量がなかったとか、そういうのはどうでもよろしい!!!!
結構かわゆい感じかと思います。
まだ実物を目にする日は遠いのですけれど、わたしがいちばん楽しみです、間違いなく。


内容の説明をするのはなかなか難しいんですけれど、少女にまつわる短篇集です。
だいたい女の子の話です。「いい感じ」の排除と、流血しないグロテスクをめざしております。
勢いで飲みこんでのどに詰まらせてほしい、そんなイメージでつくりました。
キーワードは【卵、猫、少女】、この直截なみっつでお送りします。


入稿やなんかも終わりまして、(※ここ大変重要ですよ)、あとは待つ身なのですね。

これからは無配ペーパーとノベルティ(というか挿むもの)のしおりを作る予定です。
なので、買わずともブースに立ち寄っていただきますと、これらの品をもれなく押し付けられると思いますので、お気軽にいらしてくださいね。

初出展ですし、ほかのイベントに参加したこともありません、ずぶの素人ゆえに、なんとか宣伝をしようと思っているのです。とはいえtwitterのほうは混沌としておりますし、新しいアカウントを作るのは躊躇われるしでなんだかかんだか。そのうちアカウントもそっと差し替えるかもしれませんが。

今のままだとただのプライベートなアカウントなんですよね!

かなり少部数なかんじですけれど、「ドライ・メライ・ドーリーズ」になんか惹かれた、とか、ありましたらはい、B-12へどうぞ!
今回の文フリはどうも100サークルほど増えたということですし、わたしもどうにかなっておくれと願うばかりです。あっ、そういえばほかのサークルさん方をめぐるのも楽しみです。



落山 羊

2014年10月18日土曜日

進捗&ブース決定

こんにちは。

本当にタイトルの通りなんです。
印刷所さまのプランの関係で、〆切はあともう少し、鼻の先です。

なんというかいざ入稿という段階にきて、ようやく、右も左もわからねえ!ってなりはじめたわけです。
オンデマンド入稿なわけですけど、やばお。
Wordを罵りたくもなるってものですね。


でもまあ四苦八苦しつつ。
色々決まってまいりましたのでお知らせ申し上げたいと思います。

まず、配置場所が決まりました!
一階の【B-12】、小説は純文学のコーナーに「ヲンブルペコネ」として出展いたします。

そいでもって頒布物。

「ドライ・メライ・ドーリーズ」

短篇集、落山の短篇を七篇収録しております。
目次とか、おいおい紹介してゆきたいですね。ページ内容をチラ見せしたりだとか、そういうの。
頒布価格は300円です。

目次も何も見せていない状態であえて言うと、自分でお気に入りの作品は「ボイルドエッグ・スクランブル」という作品です。



すごく今更ですけれど、参加するイベントは「第十九回文学フリマ」ですので、お間違いなく!



圧倒的初心者で、配置も決まり入稿も間近で、楽しみであると同時に緊張もしております。
なんか粗相をしそうでこわいですね……。
とりあえずは無事な入稿を願って、いて、ください、まし。



落山 羊

2014年9月20日土曜日

伊香保旅行つれづれ



おこんばんは~。

今日中で、文フリのカタログ掲載情報も編集〆切なのですね。
何を書いたらよいのかよくわからぬままにつらっと書いてしまったのでのちのち口惜しくなりそうな予感。


タイトルの通り、伊香保へぶらっと旅行してきました。
一泊二日ですけれど、初めて行く伊香保、すてきでしたよ。
車がないので公共交通機関と足で彷徨いましたけれど、なんというか、車っていいなあと痛感しました。

……わたしのヒールが火をふくぞ!!!!


 
 
 
あい、まずはチェックインですよ。
 
ゆっくり行ったので十五時チェックインにぴったりくらい。
あと現地についてから知ったのですけれど、伊香保祭りがやっていたのですね。
 
 
 


石段街をお散歩の巻。
あいかわらずヒールが唸ります。相棒は強い子。
お土産屋さん楽しい。夢二モチーフの雑貨がたくさんあったけれど、これは記念館で買えるのではないか、そんな疑惑を、わたしはのちのち悔やむことになります……。

ウッー!夢二のお香のセット、金木犀の香り、欲しかった―!




お祭り仕様で、伊香保神社ではお参りができず。
地方局でしょうけど、テレビも入っておりましたよ~。
とはいえ、温泉の神はともかく、子宝祈願には微塵も縁がなさそうなのでよしとしましょ。
…………。

こちらは伊香保神社をさらに奥へと進んだところの、飲泉所のあたりに立っています。
飲泉所の写真、撮っていないのですけれど。

まずいまずいという感想を散々見ていたし、温泉の成分的にもおいしいわきゃないわよねと思いつつ一口。

ふつうにまずい。
お水飲みました、ウェッ。




そいでもってお目当ての、河鹿橋です。
パワースポットとか、紹介されることも多いようですね。
シーズンが微妙なせいかここに至るまで誰ともすれちがわず、無償な寂しさと楽しさと廃墟のこわさを味わったり。

河鹿橋、ひとりで行ったり来たりしてみました。
パワースポットかどうかは謎ですけれど、景観は素晴らしいですよ。
下を流れるのは源泉ですね、茶色っ!

このあと伊香保露天風呂のほうもいって、源泉をのぞいてきました。
残念ながらポケットに小銭というおっさん手ぶらスタイルでしたし、入浴はしませんでしたが、また来る機会があればぜひ利用したいですねえ。
宿泊先が、露天のないお宿だったので、ちょこっとだけ心残り。


そうしてまたふらふらしつつ、勝月堂さんで温泉饅頭を買い。
帰りに伊香保小学校の金管バンドの演奏を聞いたり、富岡製糸場のチラシをもらったり。
あ、玉こんにゃくも食べました。美味しかったです。





そう、そしてお宿へ。

あんまりお食事処がないと聞いていましたし、ひとりで夜にふらつくのもなあと思い
、今回はお部屋食。なんか写りこんだ汚い荷物とかは、ノータッチで……。

ご飯はこのほかにもちょいと出てきて、デザートにはぶどう。

なんかもうぎりぎりまでお腹すいたよ、って気分でしたが、食べきれず。
こういうところでしみじみと情けなさを味わいます、満腹。
とっても美味しくいただきいましたよ~。
この非日常感はやっぱりよいものです。

夜のお祭りも面白いと聞きましたが、寝ました(アーッ


そして二日目へ。


チェックアウトは早々に。あ、そういえばお風呂が素晴らしくて一泊のくせに三回も入りにゆきましたよ。お湯とってもいい。最高。温泉好き。あと、人が全然いなくてほぼ貸切。

さて今日の予定はこの伊香保旅行のもうひとつの目的である「竹久夢二伊香保記念館」へ。

夢二、好きです。
詳しいわけではありませんが、図案集や画集をぼうっと眺めたり、詩を読むのが。

伊香保温泉街までの行きのバスで歩けることを確信したわたしは、記念館まで歩きます。
途中でなにかの間違いが発生し、伝説のストリップ劇場「銀映」の前を通りましたよ。つまりあの殺人的な坂をエイコラヨッコイと登ったわけです。つら……。

やっぱり石段街も、路地にはいったりこうして外から眺めると、廃墟がとっても多いです。
栄枯衰勢といいますか。
まあ、黒い一面の排除によって成された結果でもあり、それは喜ばしいことではありますよね。
温泉街をなんとなく警戒してしまうのはやっぱり、そういう一面が少なくともありますから。

など真面目なことを語るも、路地のうすら錆びた風情はよいです。これはこれ。
(でも夜はこわかっただってどこも明かりないよ廃墟はそりゃ廃墟だからウッ)


はい、歩いた。歩いた。歩いたけれども。


遠い。




大パノラマ。
何の面白味もない写真ですね。
サンプルぽい。

ヒールが悲鳴を上げたり上げなかったりしつつ、なんとか到着。

写真撮り忘れました。
実のところ写真にまったく興味がなく、スマホのカメラロールも閑散としています。
習慣づいてないと思い出しがたく。

「大正ロマンの森」「竹久夢二伊香保記念館」

正式名称よくわかりませんが、いくつかの建物が合わさっております。
一万坪あるのだとか。中のお庭も建物もものすんごくすてきですよ~。

まずは本館で夢二紹介のビデオを見て、それから名物のアンティークオルゴールの生演奏!

これほんとうに感動してCD買って帰りました。
(しかし録音ではやはり駄目だと悟り、静かに涙を流す)

両手で持てそうな大きさなのに、すごく声量があるのですね。
初めて聞いて、驚きました。もう存在自体が魅力的で音色もうつくしい。
「カノン」「ラ・パロマ」「アヴェ・マリア」、そして「宵待草」。

すべて違うオルゴールで聞いたのですよ~。
ディスクオルゴールはおもしろいですね。ジュークボックス型のものも、欲しくなるくらい。
(伊豆オルゴール博物館の販売を見てみると、三百万をゆうに超えていた。おそるべし)

さらに、百三十年前のベーゼンドルファーの生演奏。(三大ピアノのひとつです、ウィーン産)

説明をしてくださったお姉さまが演奏するとのことで、わくわく。

う、うまいんですけど。

そして音色が、全然違うの。優しい反響があります。表情のある音でした。
とにかく、かんどうしたのです。


「義山楼」へは、解説つきということでしたが、同じ時間に行くかたがひとりもおらず、解説のおじさまとふたりっきり。明治時代と大正時代の和硝子の展示館です。

まず、内装もすべて明治大正のものなのだとか。

ランプや、窓に嵌っている硝子なんかもすべて、事細かに説明してくださりました。
なんと夢のある空間か。
かき氷の硝子の器、欲しい。


それから「夢二子ども絵の館」へ。
主に子供向け雑誌なんかに描いた絵の展示館です。

美人画ももちろんよいけれど、詩集なんかだと子ども絵に親しむ機会が多かったので、とても楽しめました。ポストカード集も、子ども絵のものを購入。

かわいいの連続でもはや疲労困憊。


本館「大正ロマンの館」「夢二黒船館」こちらは中でつながっております。
なお、アンティークオルゴールの演奏もこちら。演奏だけをおききになる場合は、600円で入れるそうですよ。そういう方も、今日、いました。聞きに来る気持ち、すっごくわかります。感動です。

夢二の展示を見てまわります。
展示数もそこまで多くなく、建物も広いわけではありませんが、個人的にはスケッチの展示の仕方なんかが好みでした。光がスケッチの人物の顔にだけ射しこむようになっていたり。

あと、見られてうれしかったものは、夢二の句「こすもすや 人も柱によりかかる」が書かれた軸ですかね。この美人画の表情は、わたしの中の夢二の哀愁にいちばん近いなあなんて思いました。

もうひとつは、「青山河」。
屏風に描かれた絵です。榛名山に横たわる大きな裸婦と、その胸の間を流れる河。
先だった恋人・彦乃と夢二の交わした山、河、という合言葉のような呼び名をそのまま。
そこへ帰りたい、と、当時渡米中の夢二は描いているのです。うーん。よい。

そのまま彦乃のことを描いた作品が連続して展示されており、どれにもいちいち立ち止まらざるをえません。榛名山譜なんかも、もう。


ミュージアムショップはもう少しいろいろあるのかなあと思いきや、そうでもなく。
しかしCDとハンカチと、キャラメルやしおりなど。クリアファイルを買い忘れて、泣く思い。





あら、光がはいってしまった。
こちらは子ども絵の絵葉書セットです。も・の・す・ご・く・か・わ・い・い。

やー、充実しておりました。三時間くらいいたような。


最後に食の駅伊香保に立ち寄り、KAWABAミートのソーセージを買ったり。
あと、つましい昼食のためにパンを買いました(小声


こうして幕を閉じた伊香保旅行でした。
短い。
けれど足がないので、これでちょうどよかったかなと思います。
ゆっくりまったりするにはうってつけ。

なんだか長くなりまして。
旅行記になれていない感じが全面的に伝わってきます。
これは多分、紀行文とか書けないあれですね。

ではおいとま。




2014年9月11日木曜日

文学フリマ、入金完了の巻


おこんばんは。

無事に文学フリマの入金も完了し、あとは本を作るのを頑張ればよいというわけです。
とはいえ、ネットでの執筆や脚本やなんかはいろいろしてきましたけれど、同人誌(しかも個人誌)をつくるのははじめてのことですからに、不安というかわからないことだらけ。

さらにいうと、ずっとWordの互換ソフトを使っていたため、まずWordが全然使いこなせないのですね。何コイツ、という感じに。


二段組み、個人的にはとても好きなのですが、文字数とかもにょもにょしたあれこれを考慮した
結果、文庫サイズにしようと思っています。
かわいいですし、手に取りやすいですよね。

と、考えたんです。

けれども、実のところ文学フリマ自体参加したことがありませんでした。
同人誌、漫画ならばサイズ感はわかりますが。小説本ってどうなのだろう、といろいろ検索するも、どうやら皆様も迷うところらしく。

ならばまあ、のんびりまた決めてゆこうとも。
とはいえちょっと早期入稿目指していて、来月の下旬には〆切で……という風に。

ちんたらしているとすべては風のごとく過ぎ去っていた、有り得そうで笑えませんね。


昔から表現することが好きで、絵や芸術系にすすむと信じていた時期もありました。
いつでも本をよく読む子どもではありましたが、それより絵を描くことが好きだった。
それから演劇と出会って肉を持ったうつくしさを経験して、世界を外へ外へと押し出すことを知って、そうして今は、文字を書くところへいるわけです。もうどこにいるのか、自分がなにで構成されているのか、わからないところが楽しくもありますが。

不思議なもので、本はとてもすきですが、思想書なんかにも文学にも理論にも興味を持てず。

これこれこうだから、ここはこれを表している、なんてやるのが、どうにも無粋に思えるのは、わたしがきっと、感覚にたよりすぎるからなんでしょうね。もう少し頭を使わねば、というシーンは多々あります。それと同時に、研ぎ澄ませてもゆきたいんですけれどね。

けれど天邪鬼は幼少より。

知ってしまったらもう戻れない、なんて安い文句がよくあるじゃないですか。
あれです。
知ってしまったら、知る前のときには絶対に戻れない。けれど現代、知る門戸はいつでも開いている、なればわたしは今の、知らないわたしをもう少し大切にしてもよいのではないか。

などと、屁理屈をこねてみるのがとっても好きです。
ブログを書くことにも慣れたいですね。こんな風などうでもエッセイを、ちょこまか動かせてゆけたらと……願い? ます。


ではまた、進捗だめです、な感じで。

イヤほんとうに困ったもので、本の中身はどこへいってしまったのでしょうね。



落山 羊

2014年9月5日金曜日

ヲンブルペコネ



Ameba嫌だなあって思ってここでブログを開設してみたら使いにくくてやめたさいっぱいでござい……。



今回、第19回文学フリマ初参加にあたり、こんなことをはじめた次第であります。
落山 羊、オチヤマヨウという名義で、短編集を編み編みして販売します。予定。



とりあえず開設だけ。
進捗だめです。