2015年11月24日火曜日

◎第二十一回文学フリマ東京 活動報告◎


えー、昨日はおつかれさまでした!

第二十一回文学フリマ東京、微妙に雨が降るか降らないか、というご機嫌ななめな天候ではありましたが、(あとすんごい寒かった)、とってもアツかったですね。

 

当サークル【ヲンブルペコネ】に足を運び本を手に取ってくだすったみなさま、感想を伝えてくだすったかた、おしゃべりをしてくだすったかた、ありがとうございます!

おかげさまで!

【ヲンブルペコネ】は過去最多のアレコレを記録しました。壁サークルだし!

けっこうほんとうにびっくりしてます。テキレボで先に出した『ラプラスの新悲劇』については、そのときいただいた感想を見て買いに来ました、というかたが多くて、ほんとうに多謝多謝です。しえしえ!

 

寄稿先の、

◎山猫文学会
◎ニライカナイ

はどちらの作品も完売御礼!見事です。ブラボーです。嬉しいかぎり。

今回の文学フリマでは≪落山羊≫の名まえが相当数飛び立っていったことになります。これでまた次のイヴェントではぐふぐふとよからぬことを考えてしまいますね。

 

なんとしても、魂引き裂いて自分で納得ゆく作品を書かねばなーという気持ちの根源です。
名まえだけ飛んだら恥ずかしい。
有実のひとで在りたいものです。

 

今回の印象は、なんとなく初見のかたが多かったような。毎度【ヲンブルペコネ】をひいきにしてくださるかたに加えて、テキレボの出展者さんやネットプリントから知ってくださったかたも複数いらしたようで、地道に訓練として続けるネットプリントもやっぱりしゅごい。となりました。今後の活動としてのちにまとめますが、ネットプリントはこれからも続けてゆきます。

 

自分は15時半までずっとスペースでうとうとしていたのですが、満を持してのお買い物タイムがハイパー楽しかったです。テキレボからこっち、ファンタジーやBLやエンタメを読むぞわたしこそ大衆だ!という気持ちでいるので、そちらを回るのが楽しくて楽しくて仕方なかったです。まだテキレボ戦利品も読み切れていないのでちょっと自重はしましたが、ずっと読みたかった本を買えてほっとしました。作者さまがたとちょろりとお話できてうれしかった。

 

今回のレポートでは初のこころみで、買ったものの紹介に加えて、どうしてそれを買ったのか、というのを一言ずつ書いてみようと思います。なんとなくTwitterで「どうして自分の作品を選ばれたのか知りたい」というような旨を呟かれるかたが多いので、わたしも気になるし、まずは自分からやろーっと思った次第です。

 

前提として、自分は買い物時間を多くは避けなかったので、すべての本の情報はTwitterから得ています。

 

 

 

◎愛的財産 ゆみみゆさま『ヒール男子!3 チェネレントラ』

 テキレボで1と2を購入し続刊である3を買いに文フリに来たといっても過言ではない(堂々
 とにかくシャープな構成がかっこよく、そして登場人物たちが魅力的。ゆみみゆさんに琅かわ
 いいってお伝えできてよかった。もう読み終わってしまって、尚吾かっこいいってなったので
 つぎの機会にお伝えしたい。

 

◎雲上回廊 添田健一さま『迷迭香』

 『三侠五義』という公案・武侠小説の翻案小説ということで。わたくしは金庸老師をひとシリーズ読んだだけできゃいきゃい言うミーハーなので(あと『大酔侠』とかすごい好き)、Twitterで今作を見かけたときから買うと決めていました。あと、装丁がめっちゃ素敵。

 

◎モラトリアムシェルタ 咲祈さま『空人の國』『パペット・チルドレン』

 以前から気になっていたかた。滅びと少年少女という題材と、宣材の言葉に心惹かれて。幾度かリツイートなどさせていただいて、ほかのかたがいいねをしたときとか、よっしゃって勝手に思っていました。ぱらぱらと見ただけでもとても文章がきれい。表紙も素敵で、あとこのサイズ感と手に持った時の感触がいい!

 

◎スカパラ 綾瀬翔さま『The Sky Strikers SEANA

 テキレボ婚をなさって近ごろ有名な綾瀬さん。最近『スカイ・クロラ』を何回か観ていたので、そしてぼんやりと飛行機好きなので、購入。おすすめを聞いたらZEROかなということでZERO。表紙のイラストとっても素敵。

 

◎博物館リュボーフィ まるた曜子さま『僕の真摯な魔女』

 Twitterの宣伝文句がとてもよかったので興味を惹かれ、購入。「大変前向き」な男の子が出るということでゴーイングマイウェイ具合が気になってしまい。あとは個人的に少女小説ラリーを書くにあたって、テキレボ参加者さまがどのようなものを書くのかが気になったというのもあります。て、偵察……(?)

 

◎さいたま養豚場 未衣子さま『宇宙でもハムスター』『観音小説』『二兎を追い二兎を得る人のための実践的メソッド10』

 Twitterでの日常的なつぶやきとネットプリント「角砂糖ふたつ」が楽しかったので、購入。それだけでなく、本から迸る圧倒的なセンス。あとユーモア。これらが素晴らしいと思います。『二兎を追い二兎を得る~』は読み終わったのですが、すごい笑った。わたしもやりたい。ただし読むだけでは一兎も得られなかったです。そういうことだ。

 

◎酔っ払いバタフライ ひのはらみめい(そにっくなーす)さま『グランジナースの死』

 有名なかた。この度「散歩と遺体」なる企画に参加するので、発案者であるそにっくさんの代表作を手に取ってみました。スペースのひとがみんなすごいハイテンションで目立っていた。強い。堅固な前評判があるので、わくわく。

 

◎マゾヒスティック・リリィ・ワークス 『ダメ女子的映画読本』

 こちらは前回の『ダメ女子的映画のススメ』がかなり面白かったので購入。マゾリリ(と呼ぶのかな)のスペースはとにかくポップでカワイイ。赤木さんとみやこさんのふたりもとても素敵なかたで、なんか買う時にどきどきしてしまう。読んで、紹介作を観るまでが楽しみなのがとてもいいですよね。

 

◎早稲女同盟 『いばら道』

 早稲女×セックスという特集を最初にTwitterで見かけて、うわ買お!ってなった一冊。ちなみに最初は上にあげた未衣子さんのリツイートか何かで知りました。文フリ前にそれぞれの章の抜粋やらなんやらもやっていて、どれもキツそうで面白そう。早稲女のことがわかるのかな、これ。

 

◎八号館 (羊網膜傾式社) 遠藤ヒツジさま『半獣半詩・獣化身体』あと朗読CD

 テキレボ参加もしてらした羊網膜傾式社さん。名まえがヒツジつながり。ダサい社内報もすてきで迷ったのですが、ひとまずのお目当てはこちらの詩。獣という漢字とその周辺が好きなので、ぜひ読みたかった。さかしまになっている面白い本。個人的には半獣半詩サイドのほうが素晴らしかったです。あとで朗読CD聞くぞ……!

 

◎黒猫のりんご、知りませんか? 『黒猫のりんご、知りませんか?』

 灰色のジアンさんと白水いずみさんのサークル。初参加のときから本を買ってくださったご縁で、今回訪ねました。じわじわ気になってきてしまって。ほんと見るとびっくりすると思うんですけど手製本なんですって! ほんとうにすてきなんですよ。持っていると嬉しいタイプの本です。読まねば!

 

◎高橋己詩&Pさんさん『ディティールズ・イン・パッチワーク』

 おふたりが長―い構想を経て練りに練った合作だそうです!タダです!高橋さんのリズムとPさんのリズムの微妙な齟齬と、断続的な感じ、目がぎこぎこになってしまう。どちらも強いんだよなあ。読み切れたらいいな!!

 

◎崩れる本棚さん『崩れる本棚4』『パラレル本棚』

 なんだか持って来させてしまって申し訳ありませんでした……。

 パラレル本棚の綴じ方について、針のないホッチキスがどうのとずっと言っていたので、今回普通に製本されていてすごいびっくりした、あと『崩れる本棚』のほうも分厚い! これも無料で配っているのをみると、なんかえらい風景だなあと思うのでした。

 

◎深海の記憶 ハギワラシンジさん『フォガティ・イン・ザ・レイン』

 秋月さんがほれ込んで、本にさせてくださいと言った作品だそうです。『響作2』はわたくしはハギワラさんの作品がいちばん好きなので、今回も楽しみにしておりました。これからはやるだろうなあ。

 

 

 

というわけで、えらい長くなってしまいました。

今回の文学フリマでは「はじめまして」もたくさん言えて、うれしかったです。なんかもっと話術(?)が欲しいと思いました。挙動不審ですみませんでした。毎度だけど……。

 

読みたい本がたくさん買えて大満足です。

『ラプラスの新悲劇』も立ち読みして、「過激だねえ!」と言って買ってくださったかたには痺れました。ブース設営はナチュラルなふりをしているので、突然噛みつかれたと思って楽しんでいただければ幸いです。

 

そして増刷した『ドライ・メライ・ドーリーズ』は三分の二以上がなくなりました。というかどの本も在庫が僅少です。次のイベントに出るには少なすぎるってレベルです。すごい。改めて増刷のお話はまだ決定せずにいようと思います。とりあえず、残ったものを通販しようか考え中。やっぱり個人情報を扱ったりもしますし、BOOTHとかどうなんだろう、ちょっとリサーチ中です。

 

 

今後の活動につきましては、イベント参加は3月のテキレボ3に申込済、5月の東京文フリも出展予定です。
◎テキレボ3の少女小説ラリーに向け、跳世ひつじの少女小説
をひとまずは執筆中です。ひつじがね。

 

あとは【ヲンブルペコネ】としては、ネットプリントの継続と「散歩と遺体」の企画参加、などが決定しております。あとは「崩れる通信」でもっと面白いものを書けるようにがんばりたい。そのほかは未定です。いろいろやっていきたい。テキレボアンソロはちょっと参加するか悩んでいるところです。また何かご報告できることがあったら、ブログ書きますね。

 

しばらくはインプットに励みつつ、しかし時間は案外ないので、テキレボと文フリの新刊それぞれをしっかり用意できるよう邁進してゆきたいと思います。のんべんだらり。うう。実際、そこまで余裕がなくて、ぎゃーっとなったりもするのですが、面白いもの、自分の書きたいものをしっかり追及してゆくということは変わりません。

小説は力だ。

 

 

それでは本当に長くなりましたが、文学フリマ東京おつかれさまでございました。
また【ヲンブルペコネ】をよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

 

 

 

落山 羊

2015年11月20日金曜日

文フリ直前号・お品書き◎


おばんです。

コンタクトの度数がまた変わり、近視がますますひどくなって頭痛と眩暈が近ごろの悩みです。悩みというか、原稿やるのが一苦労になってしまって困っています。あと、いつか視力なくなっちゃいそうでこわいです。

 

 

さてTwitterのほうではもう文フリが相当盛り上がってますね!

この時期の、みなさんの宣伝合戦を見るのがすごく好きで、手当たり次第にリツイートしてしまいます。自分でも楽しみな本が何冊もあるので、もうほんと、はやく文フリ行きたいなー◎

 

先日、わたくし落山が初めて出した短篇集である『ドライ・メライ・ドーリーズ』の増刷分が届きました。ありがたいことに今年の春の文フリで完売していましたものを、テキレボには増刷間に合わず。幾人かのかたに「欲しいです」とお声がけいただいたのも、今回の増刷に大いなる力を与えてくださいました。

 

そんなわけで、若干の修正と組版の変更を為した『ドライ・メライ・ドーリーズ』は本編が118頁、300円での販売となります。7作収録です。読み返してみるととっても青春で、少女で、と、そう時間の経った作品でもないのですが、なんとなく自分のことながら感心してしまいました。青春……。

 

 

しつこいですが、今回は机に三種類の本が並ぶというハッピーなことになっているので、ちょっと紹介させてくださいね。【ヲンブルペコネ】のスペースは一階壁の【A-27】ですよ!

 

 

○最新刊(初出はテキレボ2)

『ラプラスの新悲劇』……文庫判136頁、400円。

 「悲劇とは何か?」我々はすでに決定されている、誰もが知る結末に何ができるのか。現代に悲劇の再解釈をこころみた、ハイパーアッパー悲劇群。圧倒的テンションとポエジーでお送りする、大衆純文学キメラです。

 

○既刊

『うつくしき貌』(残部少)……文庫判118頁、300円。

 「貌=すがた」によって定義され、天与のものによって運命を左右される。すがたに追い縋り、あるいはすがたに食いつぶされる少年少女たちの物語。【ヲンブルペコネ】の作品集のなかでは、比較的読みやすいものとなっております。

 

『ドライ・メライ・ドーリーズ』……文庫判118頁、300円。

 おとなになれない少女たちが、おとなになるためにはどうすればいいの。とどまること、すてること、あゆみだすこと。過ぎ去った時間のために、失ったなにかのために迷う少女たちの七篇を収録。第一作品集の増刷・修正版です。

 

 

ずばりおすすめは『ラプラスの新悲劇』です。

よんでよんでよんでーとなっている一冊です。ぶっ飛ばす!って思って書いたので、ぜひ多くの方にぶっ飛ばされてほしいですし、「小説は力だ」という己の信条をとてもストレートに描けて、なんともかんとも嬉しいのです。わたくしもようやっと素直になれる時期がきたのかと思うと。

 

いつも決して読みやすい小説を書いているわけではないのですが、

・勢いとパワーなら→『ラプラスの新悲劇』

・綺麗系(?)なら→『うつくしき貌』

・さわやか(?)なら→『ドライ・メライ・ドーリーズ』

をおすすめします。かっこはてなにつきましては、ご自身で判断いただければと思いますので、ぜひに見本誌でも、ブースで立ち読みでも、いらしてくださいねー。

 

無料配布も持っていくので、「吾こそは文フリをただで楽しむもの也」ってひととか、【ヲンブルペコネ】の雰囲気を知りたいかたとかは、無配だけじゃんじゃか持って行ってください!歓迎です!あらゆる楽しみ方を応援したいです。(ルールとマナーは守ろうね)

なので、立ち読みもおしゃべりもお待ちしております。

例によってひとり参加ではありますが、基本的にブースに駐在しておりますので。

 

 

さて次なるは寄稿先の紹介です。独断と偏見に満ちた紹介分ですこと、ご注意ください。

 

 

○山猫文学会【F-31】

E526 #3』……文庫判カバー付

 落山めは「アンブレ・ラ・プソディ」という一篇を寄せました。テキレボアンソロや無配のもののように、読みやすいものです。幻想とリズムとお魚の短篇、雨の日にpったりです。(・ラ・)のとこがかわいいポイント。

 

○ニライカナイ【A-16】

『ニライカナイ』……500円

 「メンヘラ」をテーマにした短篇集。いろさまざまな寄稿者が、それぞれの「メンヘラ」像を打ち出す、非常にキワな作品です。

落山めは「パンゲアとゴンドワナの破局に際した鰐たちの運命」という長いタイトルなうえ、「メンヘラ」を見失い気味の白昼夢小説を寄せました。これが結構なお気に入りの一篇になりましたので、ニライカナイ、ぜひチェックしてください。表紙かわいいです。

 

○崩れる本棚さま【A-17】

フリーペーパー『パラレル本棚』

 「せるふいんとろだくしょん」という、お酒を飲んで書いてしまったものを寄せまし

た。反省している……。崩れるさんは、自著もめちゃくちゃ配りまくる強いサークルさんです。無料でぱんぱか配布しているので、はやめに行くがおそらく吉!

 

 

こんな感じです。各方面、お世話になりました。落山もがんばって書きました、それぞれの作品集に貢献できていたらいいなあ。どれも面白いサークルさんですので、カタログにちぇっくちぇっく。

そしてヲンブルペコネは【A-27】ですよ、おさらいです。

 

 

長くなりましたが、当日はどうぞよろしくお願いいたします。愛想の無さそうな顔をしていても、生まれつきですのでご寛恕ください……ほんとうはゆるキャラなんです……ほんと……。

当日の頒布状況や離席のお知らせなどはTwitterのほう→@You_Ochiyamaで随時お知らせしますので、こちらを気にしていただけるとたいへん助かります。また、お取り置きなどお受けいたしますので、気軽に声かけてください~。

 

いろんなかたと文フリでお会いするのが楽しみです。

実は、去年の秋、「あ……文フリでるぞ……?」と突如思い立ち、一般参加もしたことなければ本も作ったこともない、サークル名もない、そんなとこから電撃参加した第19回文学フリマから、一年が経ちました。

【ヲンブルペコネ】は幸運なことに初参加から感想をいただいたり、ご贔屓にしていただいたりと、たくさんのかたに支えられております。順調に新刊も出せて、今回は三冊並べられるのがとっても嬉しいです。今回で三回目の文フリ参加と相成りますが、気持ちはいつもおニューです。その折に『ラプラスの新悲劇』という作品を出せたことも、良かったなあと思います。

不肖な羊ではございますが、どうぞこれからも【ヲンブルペコネ】もよろしくお願いいたします。

 

それでは、東京流通センターでわたくしと握手!ぎゅっ!

 

 

 

落山 羊

 

2015年11月11日水曜日

再版報告とぼやき(うめき)


気がつけば十一月も十一日。

文学フリマは二十三日であるから、もう十二日後……?

十二日というのは二週間より短くはないだろうか。

 

 

先日、既刊『ドライ・メライ・ドーリーズ』の再版というか改訂版というかを入稿しました。体裁をかなりいじくったので本文頁数が変わり、118頁になりました。はじめての作品集だったので、見直したらすごく読みにくくて、びっくりしました。今回ので読みやすくなったと思います。
あらためて、はじめて出場したときにヲンブルペコネを見つけてくださったかた、いまも応援してくださるかた、とってもとっても感謝しております。うれしいよなあ、とじんわりしました。

そんなわけで二十三日の文フリ、ブースは【A-27】です。【A-27】!かべ!

 

◆新刊『ラプラスの新悲劇』……本文136頁、400円

◇既刊『うつくしき貌』……本文118頁、300円

◇改訂『ドライ・メライ・ドーリーズ』……本文118頁、300円

 以上、いずれも文庫判です。

◆無料配布作品数種類

 

という感じになると思います。三回目の文学フリマで三作品きちんと並べられてうれしいかぎりです。『ドライ・メライ・ドーリーズ』が欲しい~と伝えてくださったかた、ほんとうにありがとうございます。再版するのって結構悩んだのですが、いまはやってよかったなと思っています。まだ現物は、わたしも見ておりませんが。

加えて寄稿先が、

 

◆山猫文学会『E526 #4』ブース番号【F-31】

 ……「アンブレ・ラ・プソディ」を寄稿

◆ニライカナイ『ニライカナイ』ブース番号【B-16】……500円

 ……「パンゲアとゴンドワナの破局に際した鰐たちの運命」を寄稿

 

となっております~。当日まではしつこく宣伝させてくださいね。

 

 

いろいろ追い詰められて、やるべきことをこなしていくと、あらゆるリズムが崩れてうまく生活できなくなります。Twitterでも、変な時に寝たり起きたりしてしまうのですが、無論時間の運びそれ自体がへんになるわけでもないし、ただわたしだけがその軸からぽーんと放り出されてしまうのですね。完全にそうなることができないのは、世間のおかげというか、世間のせいというか。ひととのかかわりもなかなか煩わしくって、妙な態度ばかしとってしまうことについて、反省しています。

 

小説書きたい。

 

そう思っていたら、これまたTwitterで「散歩と遺体」なる企画がうごめいているのを見かけて、ふわっと参加表明をしてしまいました。発信がそにっくなーす様、進行が泉由良様である様子です。「散歩と遺体」と聞いて、なんだか栓をされていた頭の柔らかいところが決壊して、ぶわーといろいろ出てきています。書ける。

 

書きたいなら書けばいーじゃんって私も思うんですけれど、ぎりぎりしているとそうもいかないということも躰がよくわかっていて、やっぱりいつまでも根性論は通じないし、それでいいなと思いました。自分に対するハードルは低くしておいて、こうして言い訳と精神論を混同してノスタルジックな詭弁でもふるえるくらいが、おそらくちょうどよいようです。

複数のことに同時に、全霊で、注力したりできません。

わたしという器のなかの少ない砂をぱらぱら分けてって、なんとか重みを出したいのだけれど、それってやっぱり結構繊細なバランス感覚とか、なにかを棄てたり、恥をかいたりすることがつきもので、嫌な気持ちになることももちろんあるよねって。昔から、恥をかくのが、苦手で仕方なくて、恥をかくくらいなら死んでしまいたいと思うことばかりで、奇妙な方向にウネウネと伸びてしまった完璧主義と、同時に自分を許すための自己愛が絡みに絡んで毛糸玉、もう、とんでもなくなって。それを一条、一条ってほぐしていくことが目的なわけではないのですが、その毛糸でもって何かを編めたらいいなあとは思います。

 

いまは、なんだかなあ、かなしいなあと思ってブログを書いています。

Twitterは発信すると変なタイミングで「わたしも」とか言われてなんとなく、むっとすることもあるので、苦手です。特に誰を非難しようというわけではないです、ただ、そういうのが蔓延しててもよくないよねと思うので。発信した途端、自分がもぎ取られていくのが、ただこわいだけなんです。そんなこと気にするなんて弱いのネと思われようが、こわいものはこわい。

 

わたしはわたしのものなので、とらないでくださいってよく思います。そのうえでわたしという存在を外部から作り上げられるのは快感なので、なんだかおもしろいですよね。落山羊という人間が、どんな風にだれかのなかに存在しうるのかって、わたし自身がどう在るかよりぜんぜん、コンテンツとしての力があると思うんです。

なんとなく、そういうことを望んだり面白がるからこそ、Twitterで自分から発信するのは苦手になったような気がします。よくわかんないひと、くらいに思われていてちょうどいいです。ブログは例外というか、なんだろう。どちらかといえば自分のために書いているようなところがあるし、読んだひとのリアクションや話題の波及を目の当たりにしなくて済むので、気が楽なのでしょう。

 

 

いやもう、恥なんてかき通しなんですけどね。

いつだって理想ばっかりで、口ばっかりで、実力が伴なわないことばっかりで、小人物だなあとしみじみしてしまう。恥かくのが嫌で、嫌で、はった見栄がたまに本当になったりしたときは、嬉しかったりするんですけれど。でもそこからはじまった本当なんて結局身の丈には合わなくてもっと辛かったりして、なにしてるんだろうって、わからなくなってしまったりもするし。

みっともなく誰かを羨ましがったりばかりしているうちに、年齢だって重ねていて、成長していないことの絶望感だけ重くなっていったり、努力したことの少なさにひとりでいても恥ずかしくなることがいっぱいある。でも結局のろのろ小説を書いたり、読んだり、ゲームしたり、映画観たりして、なんとなくフラフラしながらも生きながらえているし、決定的にだめになることもできないまま器用貧乏というか、半端な経歴で半自動的に進むのだろうなとそういうふうにぼんやりしています。

悲観的とかじゃなくて、かくあるものなのだろうと、そうならそれでいい、というような感じに。……どこかでボンと落ちてしまうかもしれないけれど。

時間は勝手に進んじゃうし、わたしの肉体だってどんどん経年劣化していくし。若くとも。

あーあ。

息抜きにブログ書こうとおもって、なんだかいつも以上にみじめな風になってしまいました。

芸風と言えるまでに昇華させたいですね。

 

この前素敵な靴を買ったので、文フリへはいていきたいです。

ブースにはいっぱいいろんなひとが遊びに来てくれたらいいなって思います。

近ごろ夢見がとっても悪い。

 

 

 

落山 羊

2015年10月21日水曜日

文フリ東京まで一か月くらい、の告知


こんばんは!

先日のテキレボはおつかれさまでした!

感想をいただいて嬉しい気持ちになったり、戦利品からつながることのできた素敵なひとびとのツイートを見たりしながら、かのイヴェントの余韻にひたったりしている落山です。

 

先日、来る11月23日月曜祝日の文学フリマ東京のスペース配置が発表されました。

ヲンブルペコネは一階の【A-27】です。壁サークルです!(はたして)

同時にWEBカタログも公開されておりますので、リンクを貼っておきますね~。みなさまどうぞ、ご活用ください。かくいう自分はあまり使わないのですが、便利であることは認識しています。

自分は配置図に大きく赤マルをつけないと思い出せないのであった。

 

 

さてそんな文学フリマに向けまして、暗躍しております。

テキレボで初売りした『ラプラスの新悲劇』を新刊として持っていくのですが、ほかにも何か出したいなーともだもだしているのです。しかしちょっと、かなり、いろいろと込み合っており、ここ二ヶ月くらい修羅道で弁慶の立ち往生をしている気分で生きているので、実現は疑わしいです。もし出たらラッキイ、くらいの気持ちでぬるく見守っていただければさいわいです。

 

本日ブログを書いたのはお品書きおよび、寄稿先のお知らせをしたく思ったからなのでした。

 

★ヲンブルペコネ【A-27】←入口はいって、右手の壁です。

……新刊『ラプラスの新悲劇』、既刊『ドライ・メライ・ドーリーズ』増刷分と『うつくしき貌』ほか、無料配布本を三種類か四種類持っていきます、たぶん。

 

★山猫文学会【F-31】←入口はいって、左手の壁の、さらに一番奥あたりです。

……新刊『e526 #4』とコピー誌があるはずです。こちらの『e526』には「アンブレ・ラ・プソディ」という一篇を寄せております。傾向としては無料譜配布本や先日のテキレボアンソロのような作風です。ご参考までに。

 

★ニライカナイ【B-16】←落山のスペースとお向かいの列ですね。

……冊子名がまだわからないのですが、「メンヘラ」をテーマに掲げた本に一篇「パンゲアとゴンドワナの破局に際した鰐たちの運命」という短篇を寄せています。テーマがテーマなので大層頭を悩ませた結果、さして「メンヘラ」ではない小説になってしまいました。が、個人的にかなり気に入っている作品でもありますので、読んでいただけたらなあと思います。他の作品もけっこうおもしろかったです。

 

冊子の形式になるのは自スペースと、山猫文学会、ニライカナイの寄稿二作品となっております。おそらく崩れる本棚さまのフリーペーパー「パラレル本棚」でもお世話になる予定ですので、そちらはかなり短いものとなりますが、多分崩れるさんがばらまきまくってくれるのではないでしょうか。あれ、どうだろう。わかんない。

 

けっこういろんなところに書いたかなと思うのですが、どうでしょうかね。寄稿たのしいです。誘っていただければ案外ひょいひょいついていくので、自分のキャパを忘れるということもなくはないのですが、たのしかったです。

 

 

お知らせはこんなものでしょうか。

そういえばネットプリントも再開しておりまして、twitterのほうでたびたび宣伝しておりますのでそちらご参照ください。継続して、20本くらい溜まったら大きめの本にしたいなって思ってます。まだまだです。

 

まあ文フリ東京もまだ一か月先です。寄稿先のことも詳細わかり次第、しつこく告知してゆくので、どうぞよろしくお願いしますね!

 

 

 

落山 羊

 

 

 
◎近況
今更になってアゴタ・クリストフの『悪童日記』を読みました。それから一気に『二人の証拠』『第三の嘘』、と読み進めてぶはーっとなったりなど。ドライなのに生々しい文章、かたり、なのにすばらしく面白くってもう。これはやっぱり映画も観るべきなのでしょうかね。わたしももっと淡々と、もっと生々しく、もっと底抜けにおもしろいものを書きたい。そこにノスタルジックななにかがあって、このシリーズほんとうにすごいなあと惚れ惚れしてしまいました。多忙でくたばりかけです。