依然、危険な進捗にござい

おばんです。
旅行するぞ、そしてそれを記事にするのだ、と思っていましたがぜんぜん旅行してません。日々の楽しみは外で原稿しながらなにか油っぽいものを食べているときです。えーん。

そんなわけで、ほんとうに危機的な進捗なのです。
ツイッターのほうだとウンウン唸ってみたりべそべそしてみたりしているんですけれど、なんというか、うまいこといかないのですよね。
百パーセント納得できるものが書けたらもう物書きなんてしないとは思いますが、常々納得できるだけのものを書きたいとは思うのです、いちおう。

そんなわけで、個人誌よ、あやうし!
タイトルは『うつくしき貌』という本で、百ページは超えるかと思います。短篇集なので!!
文庫判で300円、テーマは「貌」です。

こうして書いておいて追い込もうという寸法。
書けないときは、書かない!
というスタンスでいるせいか、〆切の忍び足にきがつきにくい。しかしイベント参加するぞ、参加費払ったぞ、となるとそうもいかなくて、というのを実感しております。
前回は初参加で、溜まってきたものを本にでもするかー、くらいの気持ちだったのですが、それがまさしく逆転したかんじですよね。かきつづけることももちろん大切だとは思いますから、それはそれで正しいのかもしれませんけれど。
とはいえいつぞやのとおり情熱に乏しい人間性は、こういうときに無力さを実感してがんばる気持ちと左様なら、をしがちです。
ので、そこなんとかっ。っていうふうに鼓舞していきたいです。


そんなかんじに作っている短篇集、前回のじめじめでむわーっとした雰囲気とはまた異なるかんじになりそうです。自分事ながら、作風というものが安定しないというか、なんというか。魂の抜けたようなフニャフニャの「いい感じ」にならないことを祈りつつ。まだまだ紙幅が……足りない……。


続きまして、わたくし落山の所属する文芸サークル「山猫文学会」の宣伝です。こちら早稲田大学の文芸サークルでして、あたりまえのように現在は新入生勧誘に忙しいのですけれど、山猫文学会、文学フリマに出ますよー。冊子、出しますよー!

落山も参加しております。前回前々回と売り切れ御免の山猫文学会冊子、早稲田祭かここでしか!というものですので、ぜひぜひご注目ください。面白いです、みんなかなり毛色が違うので。なおこちらの原稿はわたくし無事にまにあいましたので、個人誌がほにゃららなことになったとしても、文学フリマ自体には参加しているという寸法!まいったか!

山猫文学会、どうぞよろしくお願いいたします。
もしも大学生諸子で当ブログを見ているかたおりましたら、四月にたくさん行われる新歓活動にぜひいらしてくださいね~。新歓冊子を配布しております。こちらにも落山が。アラ。



近ごろはコバルト文庫とオレンジ文庫の関係やコバルト作家たちの未来やノベル大賞に想いを馳せて滅入りがちです。最近読んでいちばん面白かったのは十文字青の『実存系ドグマストラ』、今更ながらに新装丁の『この闇と光』でしょうか。ヒエー、耽美ってこわーい。生活が耽美でないと耽美な物語をつづれないそうです(カップ焼きそばを食べながら)。そして敗者にもなりきれない半端モノの己が身を憐れむばかりの日常日常。忙しいのも事実。はたしてやれやれ、〆切に間に合うのか!待て続報!


落山 羊

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